頚膨大を上肢に至る神経が出入りする。
腰膨大を下肢へ行く神経が出入りする。
脊髄神経節は脊髄神経の後根によってつくられる。
中殿筋と小殿筋は大転子につく。上殿神経支配。
大殿筋は殿筋粗面に着く。下殿神経支配。
梨状筋は仙骨の前面から起こり、大転子につく。
上殿神経は仙骨神経叢の枝で梨状筋上孔を通る。中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋に分布。
上殿動脈は内腸骨動脈の枝で梨状筋上孔を通る。
下殿動脈は内腸骨動脈の枝で梨状筋下孔を通る。
下殿神経は仙骨神経叢の枝で梨状筋下孔を通る。大殿筋に分布。
坐骨神経は仙骨神経叢の枝。膝窩の近くで脛骨神経と総腓骨神経に分かれる。
脛骨神経は下腿の屈筋群を支配する。
総腓骨神経は深腓骨神経と浅腓骨神経に分かれ、深腓骨神経は下腿の伸筋群、浅腓骨神経は腓骨筋群を支配。
双子筋は内閉鎖筋を上下から挟み、大腿骨の転子窩につく。
内閉鎖筋は上、下双子筋によって挟まれる。大腿骨の転子窩につく。小坐骨孔の縁で直角に曲がる。
大腿方形筋は坐骨結節から起こり、大転子の下部につく。
大腿二頭筋の長頭は坐骨結節、短頭は大腿骨から起こり膝窩の外側を通る。坐骨神経支配。
半膜様筋と半腱様筋は坐骨結節から起こり膝窩の内側を通る。坐骨神経支配。
薄筋は恥骨から起こり、脛骨の内側面につく。閉鎖神経支配。
大内転筋は内側広筋との間に内転筋管をつくる。
(内転筋)腱裂孔は内転筋管の出口。大内転筋の腱弓と大腿骨がつくる。
膝窩静脈は前および後脛骨静脈が合流してつくられる。
下腿三頭筋のうち腓腹筋は大腿骨の内側上顆と外側上顆、ヒラメ筋は腓骨と脛骨から起こる。脛骨神経支配。
腓腹筋とヒラメ筋は合一して踵骨腱(アキレス腱)となる。踵骨に停止。
足底筋は大腿骨の外側上顆から起こり、踵骨腱の内側縁に加わる。