家の窓からの話が続く。公園の緑が一気に進むと思っていたのにそうでもない気がしていた。どうしてなんだろうと不思議だったのだがあることに気付いた。そうだ、多分毎日目にしているからだと。これまでは同じ場所の草や木の葉の成長を毎日見続ける機会はなかった。少しづつ変化するからわからないのだ。徐々に変わる場所を探すテレビ番組があったのを思い出した。
21-5-11
たまたま見つけた軽キャンピングカーの旅のユーチューブにハマってしまった。これまでは卓球に始まり囲碁、水彩画と来ていたが新たな分野が加わった。旅が大好きだし、軽というのも親しみを持てた。自分ではできなくてもどこかに向かっていたり、車内での食事やただ寝ている姿を見ているだけでも楽しくてワクワクする。見過ぎないよう時間を区切る努力をしている。
21-5-12
北海道がとくに札幌市がコロナで大変な状態に陥っている。何と１日の感染者数が４９９人にもなってしまったのだ。５０人のときでも驚き信じ難い数字だったのにその１０倍にもなってしまうとは・・・。今出ているのは連休の初めの頃の感染だというからこれからさらに増えていく可能性が高いことになる。５月６日のマラソンを待った感のある措置はこうなって現れた。
21-5-13
これまでオリンピック開催は早く諦めるべきだと言ってきたけど札幌のこのコロナの状況を考えると６月末の個展はどうするべきなのかとの迷いも生まれてくる。感染者の人数を比較すれば昨年の比ではないから断念した方がいいのだろうが、昨年の作品そして今年の作品が控えていることを考えるとやりたい気持ちが強いのだ。でも、観に来てもらう人のこともあるし・・。
21-5-14
安春川沿いの多くの桜の花は散ったけれど蝦夷ヤマザクラは咲いている。周りはすっかり緑を増して春の装いを整えつつある。散歩コースにしているここの遊歩道はあえて上り下りをつけてあるため適度な負荷が掛かり、距離以上に歩いた感が満たされるので嬉しい。そして、小さな川にはカモのつがいがたくさんいて心も和む。もうすぐかわいいヒナに出会えるのも楽しみ。
21-5-15
連休からの作品制作の技術的な悩み苦しみからやっと抜け出せた。そこにたどり着くには何枚もの試作と失敗の積み重ねが必要だった。多くの時間と労力と絵の具を要したが通り過ぎてしまえば喜びが勝り、あっという間で苦にもならない。諦めずに試行錯誤を続ける大切さを再確認した気がする。コロナの影響で教室の休みができたのは悲しいが専念する時間は増えた。
21-5-16
嬉しい電話。年賀状のやり取りはしていたけれど１０年近く直接会う機会を持てなかった友達夫婦から電話が入った。随分しばらくぶりではあっても話し始めればその間がなかったかのように会話は弾んだ。２０代前半に同好の仲間として知り合い、懐かしい思い出も多々あるので今度は焼肉でもしながらゆっくり語り合いたいねと約束。そのためにもコロナの収束を願う。
21-5-17
気温は20度を超え暑くなったので窓を開けると公園で遊ぶ女の子たちの叫び声が聞こえてきた。楽しそうで無邪気でかわいいのは間違いないけれど、その集団が去った後の静けさにホッとするのも事実。ここでは限られた時間とわかっているから気にならないとはいえ、もしも途切れることなく聞こえてくるのなら公園のすぐ横の住人が辛いと嘆く気持ちもわかる気がした。
21-5-18
オリンピックができなければそこを目指してきた選手達がかわいそうだと主張する人がいる。確かにそうだと思う。でも、かわいそうなのは選手だけではない。昨年入学した学生達も悲惨な状況に追い込まれている。対面授業はなく、学生同士の繋がりさえも失われ、中にはバイトの収入源が断たれて中退せざるを得ない学生もいるという。他にもそんな人達は大勢いるはず。
21-5-19
大谷がすごすぎる。３試合連続のホームランを打って両リーグの単独トップに立っているというから嬉しい驚き。もちろんそれなりに打ってくれると期待していたがこれほどとは思っていなかった。あの高めの球をホームランできるのはかなりの腕力がある証拠で技だけではあそこまでは飛ばせない。日ハム時代と比べても体格が明らかに逞しくなり、まるで人造人間のよう。
21-5-20
