先日アブラゼミを確認したが、抜け殻が見つからなかった。
その後地表に穴がいくつか開いていたので、そのセミのものと思うが、
門塀のレンガにしっかりつかまった状態で見つかった。
セミは地表に出てから一週間しか生存しない。短い間に樹木に卵を
生みつけ、終わる。
産み付けられた卵は翌年幼虫になり、地中にもぐり、6年間を過ごして
地表に出てくる。
抜け殻は、7年間生きた証でもある。よく掘り起こされないで生き続けた
ものと思う。
今年は東日本大震災、それに伴う原発事故による放射能汚染、昨日から
新潟福島の集中豪雨と水害、何もいいことはなかった。
6年かけて地表に出てきたセミもビックリしていることだろう。
7年後の元気なセミに会うため、自然豊かな住みよい社会を願って
生きるしかない。
セミの抜け殻、風雨にも耐えるので当分はこの状態