アサーションという言葉は、一般になじみが無いと思います。私自身も初めて聞く言葉として、紹介されました。
紹介いただいたきっかけは、2013年のアビリンピック出場にあたり、長野県のコーディネーターの方から伺いました。「自分も相手も気持ちのいいコミュニケーション」ということで、アサーションという手法がある。という事だけで、言葉だけを伺いました。数日間は記憶していたのですが、その後は忘れており、再び思い起こしたとき、入門書という事で本書を購入していました。
これは、コミュニケーションを心理学としての切り口から書かれた本です。なので、「伝え方が9割」のような、自らの技法については書かれていません。純然たる「学問」として入っていった方がよいと思います。
まず始めに、自らのコミュニケーションの取り方がいったいどういう傾向であるかが認識できます。また、相手のコミュニケーションパターンや、それがどういう心理でなされているかが(少なくとも私には)理解されやすいように書かれています。
本書は、入門書という事で深くは触れていないのでしょうが、目から鱗がとれるような、また、人生観に影響するようなインパクトがある書物として多くの方にお勧めできます。
自分の間違ったコミュニケーションに気づき、あたらしい「アサーティブ」なコミュニケーションを望まれる方にはおすすめの一冊です。私も、実践できるか否かはわかりませんが、日々心がけてゆきたいと思わせるような一冊です。
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