上山市中川地区公民館の出来事

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第9回粋いき倶楽部 だんご木飾り交流会 開催されました

2015年01月14日 | アート・文化

第9回粋いき倶楽部 だんご木飾り交流会が開催されました。

今年で3回目になります。

今回は21名の参加を頂きまして、中川小学校1年生17名、山形盲学校1年生1名との交流会です。

 

だんご木飾りは小正月の行事で

比較的豊かで平穏だった江戸時代後期(200年前)に、日常生活を楽しいものにするための、風俗習慣

が日常生活に根付いた小正月の行事と言われています。

それには「豊作祈願(ほうさくきがん)」「一家繁栄(いっかはんえい)」「豊かな生活」の願いがこめ

られているそうです。

「ミズキ」・・・みずきは水分が多い木です。そこから、火事に

        ならないように、田畑の水がかれないようにと     

        の願いが込められています。

「だんご」・・・イネ、米の意味でお米が豊作になる事を願った。

        昔は餅のくだけ米を使いました。

「まゆ玉」・・・秋の豊作並びに養蚕(繭)の豊作を祈願する。

 

今は食べ物の豊かな時代です。でも昔は、農家の方が一生懸命作られたお米を、たとえくだけたお米で

も捨てることなく、大切にしました。「だんごさし」は、昔の人々の知恵やその心を大切にした文化で

す。

 

ということで、伝統行事を小学校で地域の交流を兼ねて粋いき倶楽部の会員さんにお願いしました。

 

早速、準備したものです。

 

1.だんごの粉(1班 600g)

2.食用色粉 

3.ふなせんべい

 

手順は

1.粉に水(お湯)を少しずつ入れ捏ねる(固さは耳たぶくらいね)

2.お湯で茹でる

3.だんごが浮いてきたら引き上げるサイン

4.冷まして粉をまぶす

5.みずきにだんごをさし飾りをつける

 

以上です。簡単でしょ

 

 

班ごとに分かれて作業開始です。

仲良く自己紹介をしあい、どこの地区なの?おじいちゃんの名前は?などの会話もありました。

地域密着なので、祖父母の名前を出すと「あ~、あそこの〇〇んちのまごがぁ」などとすぐわかります。

 

この作業をしている間に、男性はこんな作業です。これも大変なんですよ。

 

粉をこねている間にみずきの設置です。

 

 

仲良く話をしながらスムーズに作業が進んでいきます。

 

出来上がっただんごをみずきにさしていきます。

 

 

だんだん、きれいになって行きます。今回、2名の方から折り紙での飾りを提供していただきました。

もちろん、児童からも折り紙でつくった飾りもありますよ。

 

たい飾りも飾り雰囲気が出てきました。

 

完成した全体図を撮るの忘れてしまいました・・・

 

集合写真。みんないい笑顔をしています。

 

 

可愛い

 

公民館にも飾ってみました。

 

忙しくて正月気分なんか吹っ飛んでしまっている事務局でしたが、飾ったら趣があっていい感じ

 

 

 

ひとつづつひとつづつ今年度の事業が終わって行きホッとしながらも来年の事を考えていかなきゃねぇ。

次は、1月16日(金)雪と遊ぶ会です。今回は、上山市青年会議所でつくった「上山かるた」を使って

雪中カルタ取り大会です。

 

お楽しみに~


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