小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第474回小麦句会投句一覧(4/7選句締切)

2022年04月02日 00時07分58秒 | 1日句会

熊本では桜もはらはらとしていたところに、風が強かったこともあり、あちこちの桜はかなり散ってしまっているよう。

朝はまだそこまでなかったのに、花蕊だけの枝がけっこう目立っている。

いっこうにコロナが鎮まる気配はなく、きな臭い世界情勢に鬱になりそう。

それでも、4月、新しい生活が始まる人々がたくさんいることだろう。

それぞれの家族形態が変わる家庭も。

春本番へ・・・・とにかく明るい。

その明るさが沈みがちな気持ちを引き上げてくれるだろうか。

 

 

「1日句会」選句を待っています。

 

★投句一覧

予報士の舌なめらかにさくら咲く   

花散るや一旗あげると豪語して   

血の味の雨が桜を咲かす町   

ポニーテール影かろやかに青き踏む  

花と咲くセーラー服の卒業す     

指す方に探す母校よ山桜    

学生や桜が咲けば海を見に   

若芝や地に落ちるもの空を欲り  

同窓会たとへば初戀ひ老い櫻     

プールてふ防火用水桜まじ     

日の午後の花をたははに紫木蓮   

城跡の苔むす石に花の雨     

石積みの石の拮抗残花かな     

城山の石垣高し八重桜     

石垣の語る興亡花の影    

花満ちて心の隙間広ごりぬ  

攻めあぐむ堀の石垣鳥帰る  

もののふの夢の石垣花は葉に 

鬨の声幾度聞きしか城桜   

城跡は第二グランド初燕   

千鳥ヶ淵その咲きっぷり枝っぷり

風光るセーラー服の束ね髪   

ちるさくらセーラー服もほころびて

セピア色のセーラー服笑み花の陰 

初桜セーラー服のふたりかな   

花霞危うさ隠す街の音    

リハビリや花はもうすぐ満開に  

嘘ついて皆頬かぶり四月馬鹿   

大空へ自撮り棒入れ卒業す    

制服の釦の桜入学す     

制服の袖のほころび花曇り  

城山に街を見下ろし卒業す    

春昼の余白の空の青さかな  

学び舎にリモート授業城の春   

卒業やひとり遊びのケンケンパ  

住民票移し四月の水の色    

言葉なく花の下行く分かれ道   

卒業生渡り廊下に今揃う    

石垣の石のいろいろ水温む    

風音のあとの囀り録音す 

 

★選句要領 

 

選句数6句(うち特選1句)

 

締切 月7日(木)24時

 

選句コメントをつけて送ってください。

 

選外のものでもコメントしたい句がありましたら、コメントを受け付けています。

 

当番は宙虫です(選句送付先メルアド)

soranmugi-oomugi2017@yahoo.co.jp

 

選句メールの作り方は、このブログのカテゴリのうち「小麦句会への参加方法」をよく確認して送っていただきますよう、重ねてお願いします。 

 

★★

 

俳句「麦の会」ブログ更新中。

http://mugihumi2190.seesaa.net/

 

    

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿