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2025年 春の全国交通安全運動で思うこと

2025年04月09日 | 交通安全

昨年の「春の全国交通安全運動」期間に書いたこのブログ

 

春の全国交通安全運動で思うこと - くうねるあそぶ走る

私が高専を卒業して社会人になって数年たった頃,いまから25年ぐらい前,高専生の時の1歳年下の後輩Y君が交通事故で亡くなった。毎年,日本では交通事故で何千人もの人が亡...

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に続き,今年も春の交通安全運動で思う事を書くことにした。

 


 

30年以上前,まあまあ近所でかなり悲惨な〇亡(タヒ亡)事故が発生した。

ルールを守っていれば起きなかったと思われる〇亡(タヒ亡)事故。

 

毎年,日本では交通事故で何千人もの人が亡くなっているので,これを読んでいる人の中にも,家族・親せき・友人・知人など身近な人が交通事故で亡くなったという人もいるはず。

身近な人では交通事故で亡くなった人がいなくても,近所で〇亡(タヒ亡)事故が発生したことがあるかもしれない。

 


 

私が香川県詫間町に住んでた30年以上前,高専生だったある日の事。

朝起きて,朝ごはんを食べていた朝8時ごろ,救急車とパトカーがサイレンを鳴らして走りまくっていた。私が母親に「何があったんやろ?」と言ったのを今でもはっきり覚えている。

後日,救急車とパトカーが走りまくっていたのは,中学生が亡くなった事故があったからだと母親から聞いた。

事故現場は私が住んでいた家から車で5分ぐらいの所。

その日の朝,中学生が自転車で登校しようと家を出発。すぐ先の県道の所を左折した後,前から来た車とほぼ正面衝突。

その車は,前の車を追い越そうと,反対車線に出て速度を上げたところ,道路の左側(車側からだと右側)を走行中の自転車(中学生)と衝突。自転車が前から来ていた状態なので,ほぼ正面衝突。

 

その道路は追い越し禁止だった。

 

衝突後,中学生の体は病院へ運ばれなくても「その場で〇亡(タヒ亡)が確認された」状態だったらしい。

事故発生の直後,中学生の家族が家のすぐ近くの事故現場に駆けつけたが,おばあさんがお孫さんであるその中学生の「その場で〇亡(タヒ亡)が確認された」状態の体の一部を握りしめて,泣き叫びながらお孫さんの名前を言っていたそうである。

 


 

この事故現場は追い越し禁止の道路であり,車が追い越しをしなければ中学生は犠牲にならなかったのではないだろうか。

朝,学校へ行くために普段と同じように家を出発し,その直後に家のすぐ近くで事故にあって命を落として,しかも体は病院へ運ばれなくても「その場で〇亡(タヒ亡)が確認された」状態。車を運転する者なら誰でも知っている規則を破ったために起こった事故。「悲惨な事故」という言い方になるのだろうが,あまりにも「悲惨」の度合いが強すぎる。

先日,浜松市で小学生の姉妹が〇傷(タヒ傷)する事故があったが,何の過失もない子供が亡くなる事故が起こると,この30年以上前の中学生が亡くなった悲惨な事故を思い出す。

春の全国交通安全運動が始まったが,24時間365日,毎日が「全国交通安全運動」の期間であるべき。

 

以上。

 



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