アースバンクD部会長の部屋

持続可能都市圏岐阜を目指して

本日は177日目、「農業、食べ物」の日である。

2005年12月05日 | 農業、食べ物

現在は*時*分、天候は*、気温*℃、湿度% 風速*m/s、発電量は*Kw:h(日の出時間は6時47分)、 昨日の来訪IPは 24ip であった。
部屋主の「やる気」、「継続」のエネルギーは来訪者の皆様です。ぜひぜひ「コメント」、「トラック・バッツク」などの閲覧の証を残して下さい。記事の「ネタ」切れを心配する部屋主より      

1955.12.5(月)
○ <日本> くらしの比較 <ドイツ> ドイツ生まれで滞日22年という女性教育者佐野エンネさんが「暮らしデザイン」と題する興味ある講演を行った。“暮らしのデザインとしては日本がすぐれているが、暮らし方では学びたいところが少なくない”とつぎのとおり指摘した。 驚くほど日本調へ 安物は買わぬ ドイツ人 ◇ このほどドイツを訪れて驚いたことは、室内装飾、家庭用品などのデザインが非常に日本と似かよってきたことだ。これは日本人が知らず知らずの間に体得した生活様式が、いかに世界的にすぐれているかの証拠でこの特長は大きく ①簡素の美しさ、②曲線のたくみな利用 ③絵画調の生花 の三つに分けられる。 例えば戦前、壁にところせましと額縁を飾った。 ドイツの家庭が最近では壁面の余白を生かすことに工夫が払われ、掛物の類もぐっと減ってきた。また夜具などを押し入れへ入れ、部屋を広く使う日本の習慣が、寝台、空箱などを利用して不要な物をどしどし整理するという面白い形で真似られている。色彩が地味になったのも見逃せない変化で、ペンキでごてごて塗りつぶすという色彩はどこをさがしても見当たらぬ。 家具、家庭用品などのデザインで丸みよりカーブや、円の変形が一般受けされてきたのも一つの東洋調の感化で、これまでのドイツにはかってなかった革命だといいえよう。このほか特筆されることに日本の生花の普及ぶりがある。ドイツの生花といえば大体部屋の中央に置いて四方からながめるという銅像的なものが多かったが、これがいつの間にか、画のように一方だけから鑑賞する日本調のスタイルに変わってきた。こrも場所をとらず部屋の一角で、全体の美しさをかもすという日本趣味だといえそうだ。要するに暮らしのデザインがお金の高より日本的な人間の暖かさが尊ばれるようになってきたということで、資源の乏しいドイツが必然的に本来の姿へ立ち返った結果だと見る専門家も少なくない。 ◇ こうしたすぐれた生活環境をもちながら肝心な暮らし方ではドイツに学びたいところが少なくないようだ。第1お金の使い方で、ドイツ人は決して安い物をほしがらない、さきに日本から石井桃子さんの「ノンちゃん雲にのる」が出版されたが、この時定価の220円ではどうも安すぎる。ドイツでは立派で高価な書物より売れないからと装ていをすっかり変え、値段を倍以上にしたら飛ぶように売れたというエピソードがある。 これとは正反対の一度買ったものはいつまでも保存するという経済観念によるもので、子供の童話集など親子三代で愛読している家族も少なくない、従ってオモチャ屋で日本のように百円以下という安物はほとんど並べない。こうした習慣はドイツ語に「オミヤゲ」という言葉がないことでも明らかで、子供も親からのプレゼントは誕生日とクリスマスの2回だけに限られることをよく知っており、この時は日ごろほしいと考えている最高額のものを要求し、親もこの買物資金を夏ごろから貯金する。 第2が娯楽はあくまでも家庭中心で行われることで、クリスマスの夜など商店や飲食店はひっそり消灯、中心街でも人影はきわめてまばらという状態、クリスマスの飾り物もそのまま商店から購入したものは極めて少く、麦ガラ細工、銀紙のお星様など家族そろって作り物が多く、楽しい家族だんらんが家族全員の最大の願いとなっているようだ。

くらし ドイツ ブログ で検索です。 推奨は >>> です。

<出゛張で、高山線に乗りました。雪が・・・です>

本ブログは「リンク」フリー、紹介自由です。ただし「リンク、紹介先の連絡お待ちしてます」。
 返事の連絡は諸般の事情で遅れるかもしれませんが必ずいたします。なにゆへ零細企業でようやく「部屋」を構えたばかりですから 

  

フォトログ 森の窓

できることからエコライフ          

JANJAN

さわかみ投信

ケンミレ

エンゼル基金

ゴミのこと 

麻のこと

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 本日は176日目、「林業」... | トップ | 本日は178日目、「ゴミ」... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

農業、食べ物」カテゴリの最新記事