土産物屋

　現地のガイド・案内人みたいな「人」に食事の手配や、観光の手配は頼むべからず少なくとも５０％は抜かれる。
食いたいもの、見たいもの、行きたい所があるなら「わし」に言え。
すべて、わしの現地の後輩が手配する。こっちは３０％でええ。

　観光客が良く「連れて行かれる」民芸店とか、土産物店。
おまけにＤＦＳとか言う、香港系企業の怪しい免税店。
台湾では目にしなかったがＴＦＳってな消費税だけ無いよ！ってな免税店もあるから要注意や。

　まず、民芸店ってな「いかにも系」土産物屋では、絶対「買い物をするべからず」
ここらに並んでる「石」「光物」「陶器」「ガラス…みたいなの」「首飾り」「指輪」「鼻輪」「健康グッズ」「履物」「掛け軸」「書」「絵画」「唐三彩風」「饅頭」「茶」「漬物」「１個○○○やけど３個○○○」「キーホルダー」「三角ペナント」「ちょうちん」「通行手形」・・・等々
さて、日本の土産物代表は『何』

　まず、○○石ってな、ややっこし～～～い「石」のついた首輪に腕輪。
１００％そこらの河原の石ころか、ガラス細工の失敗品か、人工物のまやかしに違いない。
農協の団体、人馴れしていない正直そうな～おっちゃん・おばちゃんの団体は、格好の餌食になる。

　特にああいう店の売り子婆ぁは、口八丁手八丁どころのさわぎでないお客さん、よく似合うよ！これいいよ！これ最高よ！
しゃっちょさん、これいいね！最高ね！と、濃厚化粧のがめつい丸出し婆ぁが、べったり横について…ええ人達を、騙して、すかして、褒めて、ちぎって、現金ないならカードカードとまくし立てて…５０円ほどの捨てるような廃石を、５０万円とか６０万円で売る　　　と聞く。

　ああいうところでは、親日派の台湾人でも・・・一瞬「中国系民族」に早替りしはるんや。
お茶を売るコーナーでは、親切に椅子まで用意してあり、おいしい～ウーロン茶なんかをわざわざ入れてくれる。
ホッとする間もなく、カウンターの向うのおばはんから「おいしいねぇ」と声が掛かる。

　飲んでるのは、こっちや。
こっちが「おばちゃん、これおいしいね！」ならわかるが・・・
なんで飲んでもないのに、あっちのおばはんが「おいしいねぇ」と言う？
完全無視を貫くと、もう一杯は無い。
飲みたけりゃ、おばはんに「買う」振りでもすりゃ～ええ。おまけに、つまみまで出てくる。
この「差」も、さすが…である。

　一番か二番か知らんけど、これ「間違いなく嘘」ちゅう品物＝『緑の石』『翠玉』『翡翠（ひすい）』『英語でエメラルド』もどき。
首飾りとか腕輪とかキーホルダー、何から何まで『玉』造りである。
これほど、正直な偽物も無いんとちゃうやろか
おもわず万歳をしたくなる代物ばっかし、高級陳列に並ぶ土産物屋さん。
でも、正直そうで、田畑を売ったらなんぼでもお金があります風の人々は「買う」

　スカーフとかマフラーみたいな「生地」類は、前に中国本土で見たのと一緒。
中国で一枚２００元とか言うのを、５枚で１００元にせい！というと…意図も簡単に「らじゃ」というた代物。
それでも、こんな土産物屋では８００台湾ドルやで
平均で、普通の単価…って、何が普通かわかれへんけど…の「５倍」～「無限倍」に相当するね

　ＤＦＳっちゅう、買い物好きの女性には、嬉しくてしかたの無い「免税店」。
わしも「欲しいもの」があれば、当然「探す」こともある。
そう言えば、わしの持ってるブブブブブブブ～ランド～～品っちゅうのも、あっちゃこっちゃの免税店が多い…かも
しかし、市場価格すら認知してないわしらには「安い」のか「高い」のかすらわからん。

　ああいう場所の最悪なのは～とにかく「臭い」
顔面を覆いたくなるくらい「臭い」
帰りの空港でのＤＦＳって、おきまりな如く「寄る」やん。
臭いのが、通路・廊下中、空港中に充満してるから困る

　若い頃は「あれも買おう」「これも買おう」と頑張って探しもしたが、ここ近年欲しいもんが少なくなった…これは悲しいよな。
毎回買うのは「モンブランの筆記具」。
今毎日のように使ってるのは、３～４本。予備ちゅうか、筆箱に眠ってるのは…わかれへん。
箱に入ったまま「あげるつもり」のボールペンが、二箱。
仲の良い連中の昇進や栄転の『祝い用』

　このモンブラン、ここ数年…ちょっと路線が変わってきた。
マイスターってな『これぞ筆記用具』が君臨してるからか、あんなデザインやこんなデザイン、はたまた宝石を入れちゃったり、有名な御仁のネーミングでお洒落なデザイン作ったり・・・

　今のわしの主流～スカイウォーカーシリーズまでは、マイスター的重圧もなく、カジュアルで気に入ってたが、最近のデザインのは、買いたくなくなってきた
今回久しぶりに、買わずに帰ってきたよ。
ちゅうことで、この台湾シリーズも終筆としますか
ご清聴ありがとうございました


　　追伸～～～～この写真の彼女は
そうなんでげす、わしの選んだ彼女でやんす。
一応、証拠写真として・・・スクープ写真です