なあんおばはんの日常

気力が出ない時だって、ある

今朝は4時に起きてしまった。
まだ窓の外は真っ暗。


昨日、ぽろっと
ダンナが言った。

なんだか気力が出ない。
やたらと疲れる。
今までみたいに
立ち向かう気力が出ないし、
ただただ疲れるばかりだ。
疲れが全然抜けない。
生きていたいと思わない、

と。

ダンナも疲れてるんだな、と
思った。


しょっちゅう弱音を吐く
私とは違って、
彼は
滅多にそんなこと言わないのに。


そりゃね、
そういう時もあるよ。

引越しだけでも大変だし。
コロナでお店も大変。
それに、
私たちももう若くない。
ダンナは今年還暦。

だけど、
70代から見たら
60代はきっとまだまだ若いんだ。
50代からしたら、
40代なんて全然若く思えるように。

わたしも
引越しを前にして
今回、つくづく思った。
今までとは違うなと。
体力も気力も明らかに減ってる。
自分が歳を取ったことに
改めて気づく。

こうしてだんだん
長く生きてきたら
身体も衰えてくるし、
気力が出なくなる時だってある。

生きているのが
辛くなるときもある。
世の中の毒に
嫌気がさすときも。
先行き見えないし。

だけど、
それでもまだ死なないのは
きっと、
まだやることがあるんだ。

人は死ぬ時は
本当にあっけなく死ぬ。
どんなに生きていたいと願っても
生きていてほしいと願っても
関係無く生命は尽きる。

わたしには
まだやりたいことが、ある。

だから、
わたしはまだ当分は死なないつもりだ。

ばーちゃんや
ダンナを残しては
死ねない。
息子もまだ独り身だし。

いつ死ぬかなんて
わからないけど、
死なないつもりで
生きるくらいでも、
別に良いのだと思う。

生きていたいって思うことですら、
意外と何気に、
気力も体力も
必要なのだ。

疲れたら休む。
ただそれだけのことすら
できなくなる時もある。


今まで
なんだかんだ言っても
わたしは十分に
ダンナに助けてもらってきた。
だから、
これからは
わたしが元気をだすから
きっと大丈夫。

もうしばらくは
一緒に生きていこうよ。
一緒に生きていたい、

ココロの中で

思った。

さあ、今日は月曜日。

まずは今日1日を
なんとか
乗り切ろう。




植物は元気!




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