ナルニアのアスラン

小学生の時、学校の図書館で借りた
ナルニア国物語が面白くて、
全巻そろえて、
家で
よく読んでいた。

子供の頃、謎だったことがあった。

アスランが子供達と話す時に

アスランと話している子が、
他の子のことを話そうとすると、

決まってアスランはこう言う。

あなたは、自分のことを話しなさい

他の子のことはいいから。
その子のことは、
私が本人と会った時に
その子から聞く


みたいな、ことを言うのだ。

うろ覚えだから、違うかもしれないが。

私は子供ながらに、それが不思議だった。

なぜアスランがそう言うのか、
真意がわからなかったのだ。



今は、わかる。


月曜日に、

ひしひしと思い当たる出来事があった。

ああ、アスランは

こういうことがあるから

ああ言ってたんだ、と


妙に実感した。




作者、深いなー。