@辺野古への車中にて。
*現在の辺野古は静か。和解によって、工事はストップしているから。
#訴訟に関する和解内容。
*国と沖縄が争っている状態が反省すべきこと。地方自治法改正によって、国と自治体は独立の行政体として対等の関係に本来あるべき。
*基地問題に関して、協力してオールジャパンでまとまり、アメリカに交渉すると無視できなくなるし、そうあるべき。
*和解せず今後も争う。仮に国が勝つと、さらに延々と法廷闘争は続く。国が勝ち続ける保証はない。
*仮に、沖縄県が勝ったとしても、普天間飛行場返還は単独では勝ち取れない。
*2つの和解案を示す。①沖縄県は埋め立て承認取り消しを取り消す。国は30年間で基地返還、軍民共用となるようアメリカと交渉する。沖縄県はこの案を拒否。
②双方に不服審査請求を取り下げ、円満解決に向けた方向を目指す。国は最初渋っていた。しかし勝ち目がない中、県に配慮するときメ[ズを取りながら受け入れる。県は了承。
*和解を受け入れると言った途端に、「辺野古移設が唯一の解決策」と、国は更に強調。誠意ある姿勢ではない。
*和解はしたが、その後の話しはされていない。
*アメリカは、1年間は、様子見の期間が必要だろうと思っている模様。
*福岡高裁判決、和解前の内容。予想はしていたが一番悪い内容。司法の立場を逸脱している。まだこれからが闘い。確定ではない。最悪のもの、逸脱している。
*埋め立て承認が合法とされても、工事を進める上で、最低2つの変更が必要。①予定地にある川の流れを変える②埋め立ての一部に辺野古の上の山の土を使う。ダムが間にあるので、環境保全等をクリアするのがかなり難しい。名護市・沖縄県が権限を持っている。
*埋め立て本体には、西日本7地区からのものを使う。土地によって含まれる微生物などが違い、そもそも持ってくることが困難。基地の土を使う方向も。しかし汚染物質が多数含まれている可能性がありチェックが必要。他にも6つくらいのハードルがある。
*郷土の土を辺野古に使わせない闘いを進めることも重要な。
*闘いの場に辺野古総合大学が設置されている。基地建設が断念されたら卒業。その後も闘いは続くだろう。全国から、海外(積極的平和主義を最初に唱えた学者。退役軍人の会等)から、様々な人がやってきて注目されている。学びを深めるために、6講座程度を開設し時々に開いている。
*宮古島では自衛隊配備が進められようしている。
#瀬嵩の浜、大浦湾
*5月、3900人が集まった。その時の新聞見出しは、「近く最大決断」。翁長知事誕生もほんとうに、辺野古移設阻止の動きが行われるか心配も率直にはあった。しかし、沖縄経済界から、「日本を変える闘いを私たちはしている。そんなに焦る必要はない」との発言があった。そこまで構えていることに、信頼が深まった。
*埋め立て予定、水深30メートル、最大60メートル。大浦湾を調べた環境学者、調べるほどに新種や希少価値のある動植物等が出てきて追いつかない。埋めたら、一緒に埋められてしまう。愚かなこと。
*何も知らないと、何もないとしか見えないがそうではない。きちんと調べることが大事。
*数年前に発見された青珊瑚、樹齢3000年、縄文時代の頃からとみられている。川からの水もあり豊かで、水温も低い。
*工事は中断されているが、監視の漁船(反対運動の監視の為)が浮かんでいる。日当、5万円。工事再開に向けたもの。税金の無駄遣い。
*キャンプシュワブ、返還後には国民休暇村にしたい。
弾薬庫は、泡盛貯蔵倉庫に。5年、10年の古酒にできたら、たくさんの人が訪れる。
#グラスボート
*青珊瑚、発見さらて10年経っていない。
*石垣島のものより大きい。絶滅危惧種などもたくさんいる。
*青珊瑚は、外身でなく芯の色が真っ青。
*テーブルサンゴ、オニヒトデによ
ダメージを大きく受けたが回復してきた。
#びんがた工房での話し
*辺野古、直線距離で4キロほど。下の浜ではウミガメが産卵する場所となっているが、基地が建設されたら大きく環境が変えられそれもダメになるだろう。
#わんさか大浦パーク、辺野古ゲート前
*基本、今は高江に集中して、全国からの支援者を受け入れている。ゲート前で座り込み。
*辺野古に運び込まれる予定の土の量は、10トントラックで、350万台。
*ジュゴン、これまで3頭が確認されていたが、今年はジュゴンが藻を食べた記録がない。この間の動きで
環境が変わったか。この地は、生息地の北限。
*実は、ベトナム戦争の時にも埋め立て計画があったが断念させた。
*辺野古周辺の一部区の立場。埋め立て賛成は言っていない。しかし反対しても国は進めるとするなら、条件を求める。作らない方がいいに決まっている。このままでは辺野古は置き去りにされる。迷惑の代金。
*諦めている人、説得するのは大変。でも作らない方がいいのは、同じ想い。私たち自身が敵対する必要はない。
*和解から半年、工事車両は入っていない。阻止行動はなく、しかし監視活動を続けている。監視ボードの日数、4桁にはしたくない。
*沖縄潰し、民意無視。和解の対象は海上、陸上は別と強弁(国)。工事車両が入るとすると、朝7時頃から。
*阻止行動は、工事車両の入るゲート前で。阻止に500人から1000人が集まると、手は出して来ない。しかし300人になると、機動隊は排除に入る。1人でも多くの人が来ることが大事。
*実は工事は、ほとんど進んでいない。4ヶ月ぐらいで済むのが2年越えてもまだ終わっていない。海中投機したブロックも、一部は台風で流された。フロートだけは、国は撤去した。
*裁判は負けたが、まだ知事の権限は大きいし闘いは続く。文化財も多数あり見つかっている。
*朝の抗議行動は米軍に向けて。
*機動隊は常駐している。4時半くらいには帰る。辺野古の機動隊は、沖縄の部隊。
*反対テントのある場所は、国有地。沖縄では総合事務所。テント村は撤去しろと言われるが、強制的にされたことはない。県民の怒りに火をつけるから直ぐにはやらないが、やらないとは言えない。
*福岡高裁判決内容。逸脱した中身であり、年内には最高裁も判決か。どうなるかはわからないが、闘い方はいろいろある。全国から関心を寄せてもらうことが大事。
*1996年、沖縄特別行動委員会。普天間返還、北部基地も半分返還。しかし、半分の中にヘリパッド作る(オスプレイ訓練用)。国は説明せず、国民を欺く政権が続いている。
*法律がいつの間にか、国の動きを後押しする内容に変えられている。まだまだやれることはある。生存権が我々にはあり、杭一本も打たせていない。
#那覇空港に向かう車中
*米軍基地、1955年には、沖縄以外が多かった。しかし、割合は増えている。沖縄返還以降、海兵隊の部隊が移動してきている。
*各地で起こった基地撤去運動が進み、沖縄に増えた形になっている。
*沖縄以外の基地は、自衛隊基地に。負担は変わらないと主張する人がいるが、米軍基地は治外法権。そこが自衛隊と違う。事件を起こした米兵が、引き渡されることもあるが辻褄が合わされ真実がわからない。
*泣き寝入りさせられている場合が多い。被害者に支払われる見舞金、金額も少額で日本側負担。
*県内移設は、米軍による抑止力と地理的優位性から必要と強調される。果たしてどうか。
*抑止力では、沖縄は海兵隊がほとんど。殴り込み部隊という性格や最近の状況で任務変更や規模縮小するも言われている。日本を守るわけではない。
*地理的優位性。仮に尖閣列島で軍事衝突が起これば、出動する可能性があるのは、米海軍か空軍で海兵隊ではない。北朝鮮で何かがあれば、韓国在住米軍が出る。
*安保条約の実質改定は、日米ガイドラインで対応されている。最新のものでは尖閣で何かあったら、自衛隊(海上か航空)が出ていくことになっている。米軍は支援活動、監視、補給、技術指導、米軍は闘わない。国は説明していない。
*仮に尖閣が占領されれば、それぞれの国の法律で対応することになっている。
*アメリカは大統領が議会に諮問する。アメリカでは、議会の承認がないとお金が動かない。アメリカからみた時に、何の価値も見出せない尖閣に関する予算を、議会は賛成しないだろう。アメリカ国民も反対しているのに、米軍が出て行かないことは明らか。もしそうなったとしても本国から連れて行く。沖縄海兵隊は使わない、使えない。
3日間、学びの深い旅でした。全体の感想は、また改めて。最後の関するの時に少し言ったのですが、沖縄の歴史や文化を知り、学びを深めながら多くの人とつながりを作り、たくさん楽しみながら頑張りたいと思います。行ってよかったです。ありがとうございました^_−☆。
最新の画像もっと見る
最近の「日記・日常」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事