本日は、第1回期日の際に控訴人(原告)が提出した控訴理由書に対する被控訴人(被告・京都府、国)から反論の書面に関わるやりとりが主な内容。国は法廷での陳述は行なわず、原告側からは国の主張に対する反論及び追加の主張に関する予定を説明し5分程のやりとりで裁判は終了。第3回期日が、2022年2月4日(金)14時半~と決まりました。
終了後は弁護士会館に移動して報告会。はじめに弁護団から本日の内容及び国の主張に関する説明があり、原告からは裁判に訴えた思いや現在の生活に困難さ・子育てに関する思いが切々と語られました。
今回初めて傍聴に参加した方が3人いて、自らの経験や状況に引き付けてこの裁判に関して感じている思いを話をしてくれました。「障害のある人の子育ての権利」について投げかける訴訟の意義を深くかんがえさせるいい内容でした。
署名数も4000筆(オンライン+紙署名)を超え、地裁段階を大きく上回っています。関心が広がっていることを嬉しく思うと同時に、さらに知っていただくことが大事だと思います。いろいろな人の意見を聞いて取り組んでいきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
追伸①…大阪高裁宛署名の〆切は11月末になっていますが、次回が来年になったことも踏まえ引き続き働きかけていきたいと思います。〆切をいつにするかは、また改めてお知らせします。
追伸②…なぜ国は法廷で口頭で陳述をしないのでしょうか。公開で裁判をしている意味が薄れると思います。その点、ぜひ改革してほしいです。
追伸③…3人の裁判官のうち一人の方が今日都合で出廷できなくなったそうです。3人で合議してすすめる原則から、一人の裁判官が臨時で参加されたのですが、本日の期日の冒頭で裁判官から、「裁判体の変更」という手続きが行われました。いろいろなルールがあるんだなと思いました。裁判長が急に出廷できなくなったら、期日の延期になるのでしょうか。弁護士さんに聞くのを忘れました。
#児童扶養手当 #シングルマザー #障害者 #親の権利 #子どもの権利 #違憲裁判 #権利としての社会保障 #障害のある人の子育ての権利
最新の画像もっと見る
最近の「日記・日常」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事