事務局長通信

障全協近畿ブロック障害者地域運動交流会

本日(1月26日)行われた、障全協近畿ブロック障害者地域運動交流会が終了しました。

午前の「親亡き後の不安〜障害者・家族が安心して暮らせる社会の実現をめざして〜」シンメA3人(親・当事者・支援者)がシンャWストでした。親の立場からは、2012年12月に起った草津市での障害のある子どもを母親が殺害した事件を通してみえる問題が報告されました。「決して特別なことではない」という親に共通した気持ち、経済的に追い込まれ孤立・孤独感が強くなっている状況、課題として夢が語れる社会・地域力をあげること等が出されました。
当事者からは、昨年母親を亡くした時から、一人暮らしが始まり、その中で感じてきたこと、親にとっても子どもにとっても自立が必要との話がありました。
支援者からは、滋賀で行った「在宅障害者の生活実態調査」(報告書作成中)の中身について紹介しながら、福祉サービス事業をめぐる様々な課題(サービス内容の周知、支援者と家族の関係、10年~20年のスパン、その人の将来を考えることの大事さ等)について語られました。

午後は、近畿各府県での運動状況と情勢報告と今後の運動についてでした。

暮らしに形はない、100人いれば100通りがある。一人にきちんと寄り添い、その状況をかえていくこと、実態が何よりも運動の力になるなと改めて思います。グループホーム、課題が多いですよね。本人の思いが中心ですが、事業をすすめる支援者と親の気持ちがかみ合わないこともしばしば存在します。日中事業の場合、昼間の顔しか知らないことが多い訳ですが、それでは本人が見えてきません。家庭訪問も難しくなっていたりする中、どう気持ちを共有するかも課題です。

情勢、今の政治動向をきちんとみないと問題の本質が見えないし、的確な運動提起もできないという話は、ほんとその通りです。

行く前に、昨日までの研修内容や朝のNHKニュースを見たこと等もあって、全体を通じてとても考えさせられた集会でした。

写真は集会の様子と、会場で買った本。今読んでるものが終わったら、次に読みたいと思います。

明日から、また頑張ります(^O^)。




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