びっくりしたのが、知的障害のある16歳で中等部卒業後生活介護事業所に通っている事例があるとの発言。総合支援法第4条には「18歳以上であるもの」と定めがありますが、市が支給を決定し利用が始まっているようです。詳細をもう少し聞かないといけないですが、本人の意思は尊重されたか?障害のある人たちの「学び」はきめ細かな対応と一定の時間が必要ですが、どう検討されたのかわかりません。市は、明らかに法律と違う対応をしています。この話を仮に厚労省に質問すると、「市町村の権限」と言うのだと思います。おかしくありませんか。
また、報告の中で紹介した5月9日の政府税調における議論。「特例で法人税が課されていない社会福祉法人の介護事業について、民間事業者との競争条件を公平にするため、非課税措置を見直すべきだとの意見で一致」したとのことですが、その目的は「法人実効税率引き下げの財源にしたい考え」とのこと。怒りが湧いてきます。
実態や障害児者の人権を無視した制度・福祉で働く職員の働きがい・生きがいを奪う制度に「NO!」と言ってきましたが、今こそ運動を大きくする必要性を痛感しました。総会で決まった方針をさらに具体化して、運動を前進させていきたいと思います。
今回は役員の改選があり、数人の方が退任し新たな体制となりました。今までを継承し新メンバーで協力しながらすすめていきたいと思います。
懇親会は昨年よりも多い参加で楽しく交流し、その後の2次会も盛り上がりました。
総会を運営するようになって何年目かな。前回の反省を踏まえながら、毎回準備する訳ですが新たな反省が出てきます。まだまだだな、総会参加者の意見も踏まえ次回はさらに工夫をしたいと思います。



