浮游社の『崎戸』本・Ⅰ・Ⅱ & 浮游庵通信 

炭鉱に生きた人々を、国家が遺棄した時代を記録し、記憶する。
1968年、「一に高島、二に端島、三で崎戸の鬼ヶ島」

ダダイスト 辻潤  美本 虚無研在庫(50部)放出 定価1,100円(本体1,000円) 浮游社

2021年07月25日 15時09分25秒 | 記録


《ダダイスト 辻 潤》書画集

写真版・総三十六頁序文・高木 護/解 説・大月 健  
一九八六年の《「個」に生きる辻潤展》の際に発行したもの。
編・「虚無思想研究」編集委員会  販売・浮游社
定価1,100円(本体1,000円)

●ご注文総額が2000円以上は、送料と送金手数料を小社負担でお送りします。2000円未満は送料370円をご負担ください。
在庫確認・ご注文は、直接小社宛にお願いします。
電話・FAXは、092・836・7735 
メールはtohru@able.ocn.ne.jp 

創造的虚無思想へのオマージュ・・・「虚無思想研究」20終刊号 7月20日刊 浮游社 

2021年07月25日 14時30分22秒 | 記録
*創造的虚無とは? 辻潤氏は、“The Ego and His Own”を「唯一者とその所有」、Egoを自我(己れ)と翻訳し。自我を「創造的虚無」と、創出した。

『虚無思想研究』20  終刊号(*創刊は1981年12月) 
「辻潤全集」未収録作品の発掘・収録(№.4/1984~№.13/1997) & 創造的虚無思想へのオマージュ

辻 潤、伊藤野枝、辻まこと、伊藤ルイ、大月 健・・・一個の「個」=「唯一者」を生きた人々と、創造的虚無思想へのオマージュ 

▼辻潤の遺墨書画について/ 久保田 一
 ▼伊藤野枝抄 /山本 薫 
▼居候論 辻まことからみた父親 辻潤 /大月 健 
▼「個」の伊藤ルイ、「唯一者」の大月 健/ 中西 徹 
▼妙好人のフィールド /井上 迅 
▼遊びの名手/ 藤原辰史 
▼虚無思想史を全身で生き直した人 /下平尾 直
★以下、既刊号から再録★
▽マックス・スティルナーと辻潤 /大月 健 
▽小島きよさんのこと~辻潤の第二夫人 /風間光作 
▽辻潤と祖母らいてう/ 築添正生  
▽空々くろろん(抄)/菅野青顔 
 ▽辻まことさんとの断片 /寺島珠雄 
▽出会う~空想児の老語~ /若松流二(辻潤・伊藤野枝の第二子) 

A5判  192頁  定価2,090円(本体1,900円)
ISBN978-4-939157-17-2 C0095 ¥2,090E

小社に直接ご注文の場合は、送金手数料・送料とも無料です!
書店では「地方小出版流通センター扱い」とお申添え下さい。
図書出版 浮游社
〒814-0023  福岡市早良区原団地11棟101号室
☎・fax 092・836・7735   tohru@able.ocn.ne.jp
郵便振替口座【00970-6-47825】
浮游社は今年(2021年)1月に、大阪市から福岡市に移転しました。

『虚無思想研究』創刊号1981・12から40年、第20号・終刊号が単行本で7月20日に刊行!

2021年07月22日 10時46分39秒 | 記録





新 刊 案 内 (2021年7月20日発行)
『虚無思想研究』20  終刊号 
「辻潤全集」未収録作品の発掘・収録(№.4/1984~№.13/1997)
   & 創造的虚無思想へのオマージュ
   辻 潤、伊藤野枝、辻まこと、伊藤ルイ、大月 ・・・一個の「個」=    
      「唯一者」を生きた人々と、創造的虚無思想へのオマージュ 
 創造的虚無とは? 
 辻潤氏は、“The Ego and His Own”を「唯一者とその所有」、
 Egoを自我(己れ)と翻訳し。自我を「創造的虚無」と、創出した。
―――創造的虚無思想へのオマージュ―――
▼辻潤の遺墨書画について/ 久保田 一 
▼伊藤野枝抄/ 山本 薫 
▼居候論 辻まことからみた父親 辻潤/ 大月 健 
▼「個」の伊藤ルイ、「唯一者」の大月 健/ 中西 徹 
▼妙好人のフィールド /井上 迅 
▼遊びの名手/ 藤原辰史 
▼虚無思想史を全身で生き直した人/ 下平尾 直
 ★以下、既刊号から再録★
▽マックス・スティルナーと辻潤 /大月 健 
▽小島きよさんのこと~辻潤の第二夫人 /風間光作 
▽辻潤と祖母らいてう/築添正生  
▽空々くろろん(抄)/菅野青顔  
▽辻まことさんとの断片 /寺島珠雄 
▽出会う~空想児の老語~ /若松流二(辻潤・伊藤野枝の第二子) 
  他に*虚無思想研究』略年譜&主要目次など*
A5判  192頁  定価2,090円(本体1,900円)
ISBN978-4-939157-17-2 C0095 ¥2,090E
小社に直接ご注文の場合は、送金手数料・送料とも無料です!
書店では「地方小出版流通センター扱い」とお申添え下さい。

 図書出版 浮游社 浮游庵
〒814-0023  福岡市早良区原団地11棟101号室
☎・fax 092・836・7735   tohru@able.ocn.ne.jp
郵便振替口座【00970-6-47825】



浮游庵(ふゆうあん) 通信 1 浮游社は、1月18日に、九州・福岡市に移転!

2021年06月14日 12時01分41秒 | 記録
 浮游庵通信  1 (2月12日発行)    
現地レポート ●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 山口県宇部市の長生炭坑 
1942年2月3日、長生炭鉱で坑夫が溺死(朝鮮人136人、日本人47人)し、遺骨は今も海の底に。
長生炭鉱水没事故79周年の犠牲者追悼集会が1月30日、現地で開催。

 宇部市の長生炭坑追悼広場から床波海岸沖眺める。この海底の坑道に183人の遺骨が放置されている。撮影時は満潮時。海面に突き出ている二本のピーヤ(排気・排水筒)は、あたかも墓標だ。79年の潮風に耐え、佇んでいる。
日本人の反省の中身と倫理が問われる風景・・・
長生炭鉱の二本のピーヤ
 かつて、九州北部と山口県では多くの炭坑が拓かれました。搾取と圧制のもとで生産された石炭は、大日本帝国の侵略戦争を支えました。その一つが長生炭鉱。宇部市床波海岸から沖に坑道が延びる海底炭鉱で、「朝鮮炭坑」と呼ばれました。
 昭和17年2月3日午前6時ころ、海岸の坑口から約1100mの沖合の坑道で異常出水(水非常)が始まり、午前8時ころには水没するという大惨事が発生し、坑内の労働者183人(朝鮮人136人、日本人47人)が溺死を強いられたのでした。当時、日本は帝国主義国策で侵略行為を継続し、さらにはアメリカに戦争を仕掛け、自滅への道を進んでいました。
 侵略戦争の原動力は、唯一の国産エネルギーである石炭でした。皇国の為、天皇の為に命を捧げろ、が国策の時代です。侵略戦争を遂行するため、坑内の保安と人命尊重を無視した採掘が行われました。熟練坑夫は負け戦の戦線に駆り出され、穴埋めを多分野に勤労報国隊を義務化しても足りません。産業団体からの要請もあり、植民地・朝鮮から皇国臣民とされた人々が日本の国策によって渡日を余儀なくさせられました。低賃金の外国人労働者を求める現在と同じです
 募集、官斡旋、徴用と形式上の違いはあっても、実質的には騙しの強制連行で、日本各地の炭鉱をはじめ兵器工場等に送られ、差別と過酷な労働環境の中で労働を強制され、あげく万余の朝鮮人が死傷したのです。
 明治日本の帝国主義は、萩の松下村塾の吉田松陰の教え通りに、朝鮮侵略を第一の目的としました。下層の日本人労働者より下の差別される階級であり、安価な労働力としての植民地・朝鮮人を日本人の差別意識に植えつけました。日本国家は主権在民の民主国家へ変貌し、帝国主義時代の悪行を反省したはずですが、日本への隷属を強いた1910年の韓国併合を「合法」と開き直ったり、長生炭鉱の海底坑道で眠る朝鮮人遺骨を未だに放置しています。日本の植民地支配によって行使された朝鮮人への差別と加害、夥しい死者は厳然とした事実です。日本人の反省の中身と倫理が問われています。(浮游庵主・響)
 注記 浮游庵通信第1号をブログにアップしていませんでしたので、遅まきながらの掲載です。
 浮游社の新住所
 〒814-0023 福岡市早良区原団地11棟101号
 電話・FAX 092-836-7735


浮游社 住所変更のお知らせ 大阪から九州・福岡へ

2021年02月20日 22時54分42秒 | 記録
浮游社は、1月18日、大阪から九州・福岡に移転いたしました。
連絡先は以下の通り。
〒814-0023
福岡県福岡市早良区原団地11棟101号室
電話/FAX 092-836-7735
MAIL tohru@able.ocn.ne.jp