ポンコツ美容師の「訪問美容」漫遊記

神戸で10年のキャリアを持つポンコツ美容師が始めた訪問美容。その活動を赤裸々に綴った漫遊記です(笑)

【ボクとじいちゃんNo.25】

2010年03月03日 | ボクじい
どうも、
愛犬とじゃれている最中、
犬の硬い頭でで思いっきり鼻に頭突きを食らい;
のけ反った勢いのまま、後頭部をベットの角で頭を打ち;
踏んだり蹴ったりの実写化に成功したものの、
かなりの苦痛が伴う事を知った
COBAです。

イタかったぁ~・・・・・



さて、今回のお話は【ボクとじいちゃんNo.25】で、ございます。


頭に出来た血の塊を取りだす手術に成功し、
日々、病院でリハビリを繰り返していたじいちゃんが、
長いリハビリ生活にピリオドを打ち、

ついに家に帰ってきました!


お見舞いに行った時も(前回のボクじい)
元気に歩いていたんですが、
じいちゃんが帰って来て歩く姿を見てみると
ものすごい足が上に上がる様になっており、
プロが行うリハビリの大切さを痛感したCOBAなんですが、

1つ、入院前と明らかに変わった所がありまして、
それは・・・・
「短期の記憶力が極端に落ちている事」です。

短期の記憶と言っても、
解りにくい言葉なんで、
簡単に説明しますと・・・

「10分前の事が思い出せない」や、
なんなら
「1分前の事も思い出せない」みたいなカンジです。
短期=時間が短い昔の事みたいな解釈でも大丈夫かと思います。

まぁ、この現象は
認知症初期段階の典型的なパターンだとCOBAは考えておりまして、
別段ちっとも気にしていないんです。

と、意地を張って言ってる訳でもなく、
認めたくないからでもなく、
(現実は現実として受け入れる準備は万端です)

ただ単に、COBAが何とか出来そうだからです。
かと言って、すごい良くなるとかでも無く、
認知症の進行を遅らせる事くらいは出来るんじゃないかな?
なんて考えているんです。


と、言うのも、
COBAが勝手に思う
本人が認知症を加速させるニトロ的な要素がございまして、
それが、
「本人に係わる全ての事柄に対して受動的になってしまう事」です。

ややこしい言葉ですが、何の事無いんです、
本人のの意思が受動的になるって事です。

例えば・・・・
「話をしても、解って貰えないから話しかけるのは止めとこ」
や、
「アレしたいけど、ごちゃごちゃ言われるから止め」
や、最終的には
「全ての事が面倒臭い!何にも考えんとこ」
みたいな思考になってしまう事。

訪問美容のお仕事をやっていて気付いたんですが、
能動的な人か、受動的な人かだけで、
認知症の進行具合にすごい違いがあるんです。

なんで、
このCOBAの「何とか出来そう」と言う自信は
じいちゃんにこれからもっと
能動的な人に変わってもらう為のお手伝いをするからなんです。

具体的には、

親族でないと難しいかもしれませんが、
その人が考えている思考パターンを読んで行動や話をする事、
まとめると
「話している言葉の真意を読み解く」事とでもいいましょうか、

COBAはサービス業一筋で社会人をやっておりますので、
その辺は何となく読めるんです。
なんで、
別に頑張らなくても出来る簡単な方法で
じいちゃんの人生をもっと華やかに出来ると考えています。

エアコンやテレビのリモコンの使い方、
トイレの使い方、コタツの電源の入れ方、
電子レンジの使い方、
じいちゃんが入院していた間に忘れてしまった事は沢山ありますが、
これからじいちゃんと一緒に、
楽しく明るくもう一度覚えなおせたら・・・
なんて考えています。

長々と自論を展開してしまい、申し訳ありません;
熱くなってしまいました・・・・
下記の写真は
姉の犬と自家製アニマルヒーリング中のじいちゃんです;

いつものごとくカメラ目線ありがとう。じいちゃん。

まだまだ大変な事も多そうですが、
COBAはじいちゃんと全ての事を笑い飛ばしながら
頑張っていきたいなと、思っています。

じいちゃん、これからもよろしくね。
http://myu2008kobe.ongaeshi.biz/

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