マイスター動物病院

横浜市中区にある動物病院です。

アメリカの獣医科学生の現状

2005-05-04 18:27:22 | ペット
(アメリカの獣医科学生の現状)
日本の場合 新入生は18才から20才くらいが割合的に多いですが アメリカは 25才くらいから上が 多くなっています。中には 40 50才から新入生と言う人も少なからずいます。と言うことは セカンドキャリアとして 今の仕事を辞め 獣医科に入学するケースも多いことになります。既婚者や子供がいるケースも多く保育所も完備している大学が普通となっています。又 自分の夢のため家族や配偶者の協力も 有ると云うことなのでしょう。うらやましい限りですね。金銭的にも ほとんどアルバイトをしながらか 一部の優秀な学生は奨学金を利用してなどして こつこつと卒業後5~数十年かけて働きながら返すのが普通です。 親に出して貰うというのは グローバルな目で見ても一部の国だけだそうです。
特にアメリカやカナダは 獣医科に入学は難しく、 アメリカなど往診先で「先生は良いですね動物の為に仕事が出来て・・」と言われるそうです。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
高齢化新人 (どら)
2009-07-01 14:56:19
はじめまして。
鹿児島で牛の管理獣医を生業にしているものです。獣医師を目指して32歳で大学に再入学し、昨年40才で卒業しました。はじめは小動物に行くつもりでしたが、鹿児島の土地に惚れこみ、嫁さんまで見つけてしまい、今週末には長男まで誕生予定ということで、生活に重心を置くつもりで今の職に就きました。
しかし、管理獣医師は生体に触れることはほとんど無く、もっぱら事務仕事が中心の毎日でした。というわけで、こんな差し迫った時期にも拘わらず、転職に踏み切りました。大学の先輩が分院を作るということで、お世話になろうと思っています。ただ、導入に時間が無くて、3ヶ月後にぶっつけ本番といった予定です。自分としては順序だてた研修を受けて、納得のいく形でデビューしたいので迷う毎日です。鹿児島という土地柄か、十分に研修を積める病院は少なく、新人募集は皆無です。更に私のような年齢の者が応募するのは無謀なようです。アメリカのような考え方、獣医師の社会的地位が羨ましい限りです。また、日本の小動物診療の世界は徒弟的な面が強く、理性的な議論だけでやり取り出来ないところが多いようにも感じ、ぐったりしています(鹿児島は特にその傾向が強いですね。)。鹿児島に固執するのがいけないのでしょうか?
家族を支えねばならないので、今は公務員も視野に入ってきています。そっちの道に行ってしまえば、小動物臨床に戻ることは尚のこと難しくなるでしょう。
悩み時です。アドバイスをいただけると幸いです。
返信する
レス (マイスターの院長です)
2009-07-17 12:19:03
(どら)さんコメント有り難うございます。32歳で思い立って夢をかなえられたのは立派だと思います。やはり生活基盤の場所で獣医業は多きく その存在や可能性が変わってくると思います。確かに年齢的にと資金の返済を考えると開業は大変かもしれません。公務員のほうが今は人気があると思います。ただ公務員になるのは開業より難しいのかも・・・でも夢をかなえる力はあるようだからよいと思う道を がんばってください
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。