ねぇ、どこ~? 認知症の母と共に

2006年にアルツハイマー型認知症と診断された母と2010年4月より同居を始めました。

母の変化は私の変化?

2011-06-11 06:05:42 | 母の症状
昨日は3時くらいから天気が不安定になり
すさまじい雨と雷の繰り返し。

夜娘と母を寝かせて
モノづくりの仕事をしていたら
雷が鳴りやまなくなってきた。

最初遠かったのがだんだん近くなってきた。
暗闇が雷のたびに昼間のように明るくなるのが面白くて
電気を消して1時間くらい雷鑑賞をしてしまった

自然現象ってホントおそろしいけど
芸術的でもあるなぁ
あの落雷の瞬間の一筋の光って
とてつもなく美しく見える。


いつまでたっても雷が止まないので
寝ることにしたのはいいけど
布団の中にいると美しさは全く感じられず
ただただ怖くてなかなか眠れなかった。


寝坊していたら夫に電話で起こされた。
「朝ごはん食べて帰るから」だって~

あー良かった。
夫はいつも旅に出ると朝5時に帰ってくる
なぜなら朝ごはんをうちで食べたいから。

朝早くから夫の旅の片づけに終われなくて済んだ~


ところで
なんか最近母のお世話が楽になったな~と感じていた理由に気づいた。

暖かくなって
ズボンの下にはいていたモモヒキを履かなくなったから

トイレのときも着替えのときも
これでずいぶん時間が短縮できるのだ~

それからもうひとつ。

「トイレの闘い」が
最近収まりつつあるのだ

これが毎日苦痛で苦痛で
ホント母の首を絞めたくなる衝動に駆られたことも…
でも
いつの間にか結構素直にトイレに座ってくれるようになった。

この話、以前かなり書いたが
いつも私がパンツを下ろすとひどく抵抗してまた自分でパンツをあげ
20回くらい座って~!を繰り返してようやく…というパターン。

この闘いのおかげで
娘の心も痛めてしまったことが何度もあった。


それが…
最近終息に向かいつつある

3回くらいパンツをおろしたり上げられたりを繰り返したら
いやね~と言いながらも座ってくれるようになった。

なんでだろ~
私の口調が優しくなったからかな~

昨日も3時までずっと家にいたけれど
ずっとしゃべってはいるものの
比較的落ち着いていた。


そして良いことに
私が母に優しくしてあげられると
娘も母に優しくしてくれる

昨日なんか娘は
まるで娘より小さい子供と遊んであげているときのような優しい声で
「ババ~、じゃんけんするよ~!
はい、じゃん、けん、ぽん」とか言って
母とじゃんけんして
「ババがじゃんけんできた」とか言って喜んでいる。

それから延々とじゃんけんしたり
にらめっこしましょ~とかしたり。

母の笑顔も多かった1日

母に優しくできれば
娘も優しくなって
それが嬉しくてまた母に優しくできて
そうすると娘ももっと母が好きになって…

これからもずっと
こんな風に生きていけたらいいな。



読んでくださりありがとうございました。
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