✿ ムツゴロウ の花散歩 ✿

日常の散歩、植物園などに出かけ
花を見るのを趣味にしています。

森林火災にも負けない、オーストラリアの植物。

2020年01月21日 | みんなの花図鑑

 ★ カリステモン・ピニフォリウス (種子)

 フトモモ科、 ブラシノキ属、 別名:ブラシノキ、

オーストラリア東部、ニューサウスウェルズに自生、森林地帯の湿潤なところに生え葉は線形で非常に狭く、ブラシのような花は緑色や赤色、白色等があります。

果実は硬く中の種子は閉じ込められたまま何年間も木に付いています。

ところが山火事が発生すると、その熱で果実が割れて種子をこぼして芽を出し、次の世代に命をつなぐ不思議な生態をしています。


 



 ※ カリステモン (ブラシノキ) 撮影:2019-05-18


 ✿ ウォールム・バンクシア

 ヤマモガシ科、 バンクシア属、 開花期:4月~11月の開花が多いが不定期、

オーストラリア南東部に自生しユニークな筒状の花は個性的な表情をし、スパイクと呼ばれます。

小さくて多くの花で花序を作り、全体の形は球形や円錐、円筒状になる、葉もユニークで光沢のあるギザギザは鑑用植物としても楽しめます。

山火事も生態の中に入っています。

火災の炎で枝が燃えると熱で二枚貝のような形の殻が弾けて中の種が飛び出し、周囲の樹木が焼払われる事により、日当たりが良くなるうえに燃えた灰が栄養になって育つ。



  撮影:つくば市・つくば植物園


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