🌹 ムツゴロウ の花散歩 📸 

カメラをさげて花散歩

ハマアザミ(浜薊) / サワギキョウ(沢桔梗) の花散歩

2019年09月23日 | みんなの花図鑑

 ✿ ハマアザミ (浜薊)

温帯の海岸に生育するキク科アザミ属の多年草。根を食用にする事から、別名ハマゴボウとも呼ばれています。

草丈は30~50cm程で根生葉、茎生葉ともに羽状に切れ込み、暑くて光沢があります。

葉縁には鋭い刺が生え触ると痛い。

花期は7月~12月頃で、茎の先端に3cm程の頭状花序をつけ紅紫色で管状花の付け根に4~7枚の苞を持つ。

千葉県~九州まで分布し鹿児島県以南にはない。

主として海岸に生育し、時には内陸で見かける事もある。

砂地、砂礫地から草原を好む海浜植物。

千葉県、神奈川県、兵庫県:絶滅危惧Ⅰ類。

高知県、鹿児島県:絶滅危惧Ⅱ類。






 ✿ サワギキョウ (沢桔梗)

キキョウ科ミゾカクシ属の多年草。

美しい山野草ですが、全体に毒性の強いアルカロイドを持つ有毒植物。

茎の高さは50~100cmになり枝分かれしない、形は披針形で縁は細かい鋸歯状になります。

花期は8月~9月頃で濃紫色の深く5裂した唇形の花を茎の上部に咲かせる。

花弁は上下2唇に分かれ、上唇は鳥の翼のように2裂し、下唇は3裂します。

萼は鐘状で先は5裂する。

キキョウと同じく雄性先熟で雄蕊から花粉を出している雄花期と、その後に雌蕊柱頭が出てくる雌花期があります。

他のキキョウ類とは花形が全く異なります。







 参照サイト・・・フリー百科事典「ウィキペディア」

  撮影地:つくば植物園


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フウロソウ科(二種) の花散歩

2019年09月23日 | みんなの花図鑑

 ✿ ペラルゴニウム・アルテルナンス

フウロソウ科テンジクアオイ属の多年草で原産地は南アフリカの乾燥した砂質土壌地帯。

茎は肥大して塊茎状になり木質化するので多肉植物としても扱われます。

茎は灰緑色で生長するに従い茶色に変化。

夏場は休眠期に入るので葉を落とす前に花茎の先に花序を出し白色の5弁花を咲かせます。

害虫から身を守るため全草から独特な臭いを出します。






 ✿ サルコカウロン・ヴァンデリエティエ

フウロソウ科の多年草で南アフリカ乾燥した岩礫質な山の斜面や谷筋に自生。

水分が不足すると葉を落とし、水分がある時は早花をつけます。

枝は水平に伸び鋭い刺があり晩秋~冬にかけて枝先に3cm程の白い5弁花を咲かせます。






  撮影地:つくば植物園


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