暖かいのでバスに乗らずに、遠くのスーパーまで歩いて買い物に行った。
相変わらず街は賑やかだった。
道路沿いの歩道は、人もオートバイも自転車も行き交う。
前から来たり、後ろから来たり・・・
オートバイが左側通行とか右側通行とかの決まりが無いのかもしれない。
しかし、2年前よりは大きな交差点の信号は守られるようになってきたと思う。
信号が変わるのを歩道上で待ってる人も多くなった。
地下鉄工事はそれなりに進んでいるのか、歩ける道路部分も変ってきてる。
歩行者のことも優先して考えてくれてるのかもしれない。
確か、中心の交差点までの道は(中山路と人民中路)は12月31までの通行止めだったはず。
本当に通れるようになるのかな~?
工事現場の側の排水管から水があふれ出してるところが何か所もあった。
別に、誰も驚く様子も無し、あわてる様子も無し。
ある美容室の前では、軽快な音楽をかけて店員たちが総出で踊っていた。
開店前の気合いを入れるのか?
眠たくなる昼下がりの気合いなのか?
いずれにしても、なんだか、とっても楽しそうだ!
この町に生まれ、この町の言葉がわかって、この町で暮らす事は、日本で生まれたよりも幸せかな~・・・・・なんて、思った。
クラクッションが鳴り響いて車が避けてると思ったら、バスと乗用車が停まってる。
バスはエンジンかけたまま、誰も乗っていない。
運転手と運転手がなにやら交渉してるようだ。
別に怒った様子も無く、互いに車の側面を見てる。
どうも交通事故のようだ。
こんな時、バスの乗客は何事もなかったように他のバスに乗り換えるのだと聞いた。
無錫中心地では交通事故時の救急車の音など聞いた事がないけど・・・・
大きな事故などは無いのかな~?
人がいっぱい居過ぎて、車のスピードが出せないから・・・・か?
道路わきの歩道に、物乞いの母と子が居るのが目についた。
見ないで通り過ぎようと思ったのに・・・子供に目がいってしまった。
汚い顔色で虚ろな目をしてプラスチックコップを振っていた。女の子だ。
母親は地面に顔がつくほど這いつくばってお辞儀をしてた。
「こういう人たちに同情してお金を恵んではいけない」と、中国の人から聞いていたし
「福祉があるのだから~」という言葉も聞いていたし・・・。
目をそむけて・・・・通り過ぎた。
でも、でも、でも・・・・・
もしも、本当に、今夜の食べるものも、こと欠いてるのだとしたら~・・・
通り過ぎてきた道を数メートル戻って、
プラスチックコップと母親の前のボウルに小銭を入れた。
入れてしまった後の方が、更に気持ちが暗くなってしまった。
あの母子は、今夜、どう思って過ごすんだろう?
また明日も・・・・って思ってしまうんだろうか?
働かずに物乞いすることに慣れてしまうんだろうか?
やっぱり、自分のしたことは誤っていたのかも。
言葉が解って、福祉事情が解っていたら・・・
「こんなことはやめた方がいいよ」って言いながら福祉事務所に連れてった気がする。
なにも解らない自分なのだから、やっぱり通り過ぎるべきだった。の、かもしれない。
無錫の街を歩くと・・・・いろんな事を感じる。
相変わらず街は賑やかだった。
道路沿いの歩道は、人もオートバイも自転車も行き交う。
前から来たり、後ろから来たり・・・
オートバイが左側通行とか右側通行とかの決まりが無いのかもしれない。
しかし、2年前よりは大きな交差点の信号は守られるようになってきたと思う。
信号が変わるのを歩道上で待ってる人も多くなった。
地下鉄工事はそれなりに進んでいるのか、歩ける道路部分も変ってきてる。
歩行者のことも優先して考えてくれてるのかもしれない。
確か、中心の交差点までの道は(中山路と人民中路)は12月31までの通行止めだったはず。
本当に通れるようになるのかな~?
工事現場の側の排水管から水があふれ出してるところが何か所もあった。
別に、誰も驚く様子も無し、あわてる様子も無し。
ある美容室の前では、軽快な音楽をかけて店員たちが総出で踊っていた。
開店前の気合いを入れるのか?
眠たくなる昼下がりの気合いなのか?
いずれにしても、なんだか、とっても楽しそうだ!
この町に生まれ、この町の言葉がわかって、この町で暮らす事は、日本で生まれたよりも幸せかな~・・・・・なんて、思った。
クラクッションが鳴り響いて車が避けてると思ったら、バスと乗用車が停まってる。
バスはエンジンかけたまま、誰も乗っていない。
運転手と運転手がなにやら交渉してるようだ。
別に怒った様子も無く、互いに車の側面を見てる。
どうも交通事故のようだ。
こんな時、バスの乗客は何事もなかったように他のバスに乗り換えるのだと聞いた。
無錫中心地では交通事故時の救急車の音など聞いた事がないけど・・・・
大きな事故などは無いのかな~?
人がいっぱい居過ぎて、車のスピードが出せないから・・・・か?
道路わきの歩道に、物乞いの母と子が居るのが目についた。
見ないで通り過ぎようと思ったのに・・・子供に目がいってしまった。
汚い顔色で虚ろな目をしてプラスチックコップを振っていた。女の子だ。
母親は地面に顔がつくほど這いつくばってお辞儀をしてた。
「こういう人たちに同情してお金を恵んではいけない」と、中国の人から聞いていたし
「福祉があるのだから~」という言葉も聞いていたし・・・。
目をそむけて・・・・通り過ぎた。
でも、でも、でも・・・・・
もしも、本当に、今夜の食べるものも、こと欠いてるのだとしたら~・・・
通り過ぎてきた道を数メートル戻って、
プラスチックコップと母親の前のボウルに小銭を入れた。
入れてしまった後の方が、更に気持ちが暗くなってしまった。
あの母子は、今夜、どう思って過ごすんだろう?
また明日も・・・・って思ってしまうんだろうか?
働かずに物乞いすることに慣れてしまうんだろうか?
やっぱり、自分のしたことは誤っていたのかも。
言葉が解って、福祉事情が解っていたら・・・
「こんなことはやめた方がいいよ」って言いながら福祉事務所に連れてった気がする。
なにも解らない自分なのだから、やっぱり通り過ぎるべきだった。の、かもしれない。
無錫の街を歩くと・・・・いろんな事を感じる。