バンコクのバス

バンコクの街中を歩いていたとき。



バンコクの車道に何気なく目を向けたら

「あれ？？」なんか、あのバス変だぞ。。。


目が点


だって、バスの窓全開で走ってるのはわかるけど
ドアも全部全開なんだもの。


で、しかもけっこう人乗ってるし。。。

え～！！これじゃ、バスから落ちてひき殺されちゃうんじゃないの

観光バスはちゃんと走ってるけど、ローカルの人達が利用してるバスは
けっこうそんな感じで、どこまでもオープンな感じでした。


あまりにも不思議だったので、オカマショーに行くときにH.I.Sのガイドさんに聞いちゃいました。

で、返ってきた答えは
「バスのドアが開いてたせいで、落ちてひかれたっていうニュースは、あんまり聞きませんね。
それよりも若い人がバイクで死ぬことが多いです。だから、タイ人の平均寿命は63才位です。」


え？63才？

これって、すごいですよね。
これでいったらうちの両親なんかは、今頃とっくに死んでないといけない年頃ですよ。


どーりで、街中で老人を殆ど見かけないわけだ・・・。

それを聞いてから街の中を見渡すと、バンコクって年配者にやさしくない都市だなあ・・・と感じられます。

例えば、歩道。
下を見ながら歩かないと、つまずくんです。
日本では考えられないくらい、あちこち段差が多いからです。

スカイトレインの駅中でも切符を買うところまで行くのに
やたら階段を登るんです。
どれくらいかというと、そうだなあ・・・。



登ってから下を見下ろすと、こーんな感じ。
けっこう急な階段なんですよ。
それが下まで続いてるんだから。。。



でもそれも今は納得のいく感じでした。
だって平均寿命が60才程度じゃ、バリアフリーもへったくれもないわけですよね。


そうだなあ、どちらかというとバンコクは若い人のエネルギーを感じる街かな。