今日はブログの追記がうまく出来なかったので、やけっぱちになり、しゃべりたいことを増やすことにしました
7月20日、三つ目の話題となります。(へんなの・・・)
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とてもとても大事な本に出会いました。
職場の人が映画を観て感動し、本を買って読んで感動した作品です。
「西の魔女が死んだ」
私は映画が気になっていましたが、まさか毎日顔を合わせる人から本を貸してもらえるとは想像もつかないことでした。
その人は読み終わった勢いで携帯メールをしてきて「好きな本ではないかと思ってメールしました。貸しましょうか?」って。
もちろん「映画に興味があったのです。原作を読みたいわ、貸して~」
ということで、映画の公式サイトを見ながらの読書となりました。出演者や風景を空想するより、映画を想像しながらの読書となりました。
多分、私の想像を大きく外すことのない美しく静かな映像なんでしょうね。
この話題を別の友人にしたところ、彼女は早速友達を誘って映画を観に行ったそうです。
スローライフなんて小洒落た表現を耳にしますが、本来、自然と共存してきた人の暮らし方とはこのようなものだったのではないでしょうか。
つまり、特別なことではなかった。
この本の場合は西洋式の暮らし方。
日本に既存する暮らし方と風土や習慣が違うでしょうけれど、どちらにしてもヒトはお日様(気象)を大事に暮らしてきたのだなあと感じます。
時の流れ方、花や作物を育てること、食べ物全般は気象に関わる。
そうして生きていくこと。死んでいくこと。
少女が抱える悩みはまさに現代の象徴。
両親の仕事の仕方、考え方等も現代に多くあるスタイル。
思春期の迷いとか感じ方とか率直さなどの自分を表現しきれない部分は、大人の接し方ひとつで落ち着くものなのかもしれませんね。
規則正しい生活をしなさいとか、目標を持って生きなさいなどと百回言うよりも、「西の魔女」と生活を共にすることが少女(孫)を成長させたのです。自分で感じ取るのです。どのようにしたらよいかを。
私、こんなおばあちゃんになりたいと思いました。
この本を読んで、故ターシャ・テューダさんが浮かんできました。私の理想の人です。
思いもかけず素敵な本に出会えて嬉しいでした