JAZZ&JAZZ 大森浩子のブログ

ジャズ・ヴォーカルな日常をつづります。

「表現とは」を考えた一日

2009-04-25 | ジャズのこと
「ダンスの全国大会で踊る人のための曲の録音」 第2段。
それにしても作曲家のT先生、前回にまして難易度の高い要求をせまる(笑)。
何度かの録り直しの後、何とか終えたものの
あらためて歌う難しさを実感した午後でした。

その足で、兵庫県立美術館へ。
「ピカソとクレーの生きた時代展」ですが、
量的には、そんなに多いわけではありませんでしたが、
なかなかの手ごたえでした。

クレーは音楽にも造詣が深く、ヴァイオリンの腕は
ベルンのオーケストラに籍を置くほどだったそうです。

作品のタイトルにも「ポリフォニー」「フーガ」「リズミカルなラクダ」等
音楽に関係のあるタイトルもありますよね。

当時クレーのような前衛芸術は、ナチス政権のもとに弾圧を受けますが、
今私たちは、表現の自由、言論の自由を保障されている中で、
どれだけの事を表現できているのか考えてしまいました。

帰ってきたら、
公然わいせつで捕まった草さんの記者会見が行なわれていました(笑)。
こんなことで大騒ぎする日本はある意味平和ですばらしい。(hiro)



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お花見

2009-04-10 | 日常のこと
娘の入学式のついでに、お花見に行こうということになり、
嵐山まで足を運びました。
どちらがメインイベントだかわかりませんでしたか、
お天気にも恵まれ、いい一日でした。



桜守の佐野藤右衛門さんの著書に、
「桜の木の下にビニールシートを敷くと桜が呼吸ができなくなる」
と書かれてあったのを思い出し、ゴザ持参。



大学の入学式に親が出席するものかと思案しますが、
行ってみれば、ほとんどの親がご出席。
さすがにゴザを持参している人は誰もいませんでしたが(笑)。

私たちの時代は親と一緒に入学式に行ったのかどうか、何故か全く思い出せない。
30年前のことなのでしかたありませんが。
夫に聞いても、同じく思い出せないらしい。



京都市長のお話。
「念」という字は今の心と書きます。今の貴方がたの思いを念じてください。
こんな時代だからこそ、芸術が必ず人々を救うことができると信じています。
というような、学生にとっては、なかなかいいお話でした。

しかしペラペラのコピー用紙に印刷された入学式プログラムが、
京都市の財政状況を物語っていました(笑)。(hiro)

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