室蘭登別 訪問リハビリテーション連絡会

室蘭・登別地区の訪問リハビリ情報交換の場

リハビリテーション・ケア合同研究大会くまもと2011 参加報告

2011-11-15 12:41:10 | 報告

今回の大会には、当連絡会からは6名参加しました。

参加者のひとり、室蘭太平洋病院のST 佐久間さんからレポートが届きましたので掲載します!

 

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1027日~29日まで、熊本市で行われた「リハビリテーション・ケア合同研究大会くまもと2011」に参加してきました。

当連絡会からは6名が参加し、訪問リハをはじめとする在宅系サービスについて考える濃い二日半を過ごしました。

簡単にですが、そのご報告をさせていただきます。

 

 

熊本は、地域のリハビリの連携が全国に先駆けて行われた地です。

一日目の基調講演においても、病院の連携についてのお話があり、急性期・回復期・生活期のそれぞれを担う病院が、共同して在宅復帰を目指すシステムに感服せざるを得ませんでした。西胆振地区でも、患者さんが一貫したリハビリテーションを受けることができるシステム作りが必要だと感じました。

また、各会場ではリハビリや地域サービスについての発表が数多く行われており、どの会場も諸先生の仕事や利用者様に対する熱い思いであふれていました。

当連絡会からは、会長の成田さん、事務局長の大川さん、そして役員の村岡さんと三政さんが全国の大舞台で発表されました!室蘭・登別という小さな地域で行われている取り組みが日本全国へ向けて発信される、素晴らしい場面に立ち会えました。発表された皆さん、本当にお疲れ様でした!

 

 

 

 

そして18時以降は飲みニケーションの時間!ということで、他地域の訪問リハや在宅に関わる諸先生とお酒を交えながら、楽しくも熱いコミュニケーションを図ってきました。中には起業している方もおられ、地域リハにかける思いなどもお聞きすることもできました。また、沖縄で訪問リハに携わる先生とお話しすることもでき、日本の端と端にありながらも訪問リハが盛り上がっているのは同じなのだと体感し、刺激を受けることができました。

個人的には、宴席には必ずと言っていいほど出てきた馬刺しの美味しさにも感動していました。最近は地産地消という言葉が流行っていますが、その地域の食べ物はその地域の方にとってはずっと親しんできた食材です。(たまに例外はありますが…)その食べ慣れたものを嚥下障害の方にも美味しく食べていただけるよう支援するのも、“地域”リハの一つではないかと思い至りました。

 

 

 

さて、学会の後は、せっかくなので熊本の観光地にも行ってきました。

熊本市内から車で一時間半で着く阿蘇山は、おいしい湧水があちこちから湧き出しており、火口や雄大な自然が魅力的な場所でした。

 

 

また、会場の目の前にあった熊本城は、日本三名城の名にふさわしい勇壮な姿を見せてくれました。

 

 

水前寺公園では、美しい庭園と池の底を見通せるまで澄んだ水が大量に詰め込んだ知識で熱くなった頭を冷やしてくれました。

 

 

熊本の人にとっては、他地域に誇れる素晴らしい財産であると思います。熊本城を散歩するために!と歩行訓練に力が入る方もいらっしゃるのではないでしょうか。旅行はなかなか行けなくても、家の近くであるならば、もっと気軽に外出できる機会になるはずです。“地域”がQOLを高める可能性につながるのではないかと、九州の空の下で感じることができました。

 

今回は、在宅に対する考えや知識だけでなく、“地域リハ”という言葉が持つ可能性に気付くきっかけになりました。熊本で感じたインスピレーションや知識を大切に、これからも利用者様の生活を考えながらリハビリを続けていきたいと考えています。

最後に、ご一緒してくださった皆様、色々ご迷惑おかけしましたが、充実した楽しい時間をありがとうございました!

 


リハビリテーション・ケア合同研究大会 くまもと2011

2011-11-14 12:26:23 | 報告

リハビリテーション・ケア合同研究大会くまもと2011が平成23年10月27日~29日まで開催されました。

室蘭・登別訪問リハビリテーション連絡会からは

代  表   成田 元気 氏

事務局長  大川 舞   氏

役  員   三政 辰徳 氏

 〃      村岡 洋平 氏

の4名から発表がありました。

詳細は後日に。

 

うさ


室蘭・登別訪問リハビリテーション連絡会 勉強会

2011-11-08 18:42:43 | ご案内

室蘭・登別訪問リハビリテーション連絡会

 勉強会のご案内

 

 

拝啓 

錦秋の候 皆様方におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。また日頃より室蘭・登別訪問リハビリテーション連絡会の活動に格別のご高配を賜り、厚くお礼を申し上げます。

 

さて、地域リハビリテーションという言葉が浸透してきた昨今ではありますが、リハビリテーションの範囲はとても広く、それらに関わる私達にとっても、依然として地域リハビリテーションの定義や、地域リハビリテーションの一部である訪問リハビリテーションの定義が不明確になる事があります。    そこで、今回は改めて地域リハビリテーションについて再考し、医療の現場から地域への連携やそれぞれの役割等について学びたいと考えました。

講師は(前)北海道文教大学人間科学部理学療法学科准教授、(現)船橋市立リハビリテーション病院(千葉県)に勤務され、全国訪問リハビリテーション研究会・理事もされておられる齋藤正美先生をお呼びし、医療の面からの切り口で地域リハビリテーションや医療と介護の連携等についてご講演して頂きます。

皆さま奮ってご参加の程、よろしくお願い致します。

 

敬具

 

『テーマ』             『地域リハビリテーション』

 ~医療保険と介護保険の架け橋~

 

『対 象』  地域医療や介護に携わる方・病院スタッフ・施設スタッフ・介護支援専門員など

        興味のある方なら、どなたでも参加可能です。

『日 時』  11月28日(月)午後7:00~ 1時間程度

『会 場』  室蘭市中小企業センター   2階 中会議室B

 室蘭市東町4丁目29番1号  

『定 員』  50名(先着順)

『会 費』  500円

『申し込み』

室蘭・登別訪問リハビリテーション連絡会事務局までご連絡ください。