初釣りは生月

昨日の日曜、気の合う釣友と生月で１日ゆっくり釣りを楽しんできた。
実は釣りに行くのは１０月１５日に上五島・白瀬灯台以来である。途中、二回ほど釣りはしたのだが、これは夜釣りでしかも釣果無しだったので、どうも釣りをした気分になれなかったのだ。
年末の竿納め釣行もままならず、新年あけての初釣りもなかなか決まらずにグチをこぼす自分に、初釣りは一緒に行こうと声をかけてくれたのはマッチェ君。彼は、キザクラのHPで知り合いもう３年目。ホントに良いつきあいをさせてもらっている。おまけに彼は今年に入ってすでに平戸の地磯でキロオーバーのクロを２枚もあげているのだ。彼の上達ぶりを見ていると、釣りと言うのはセンスの問題だなと思えてくる。
それに今回は、同じくネット上で知り合ったクロおやじさんから時化で船が出ないから地磯行くならまぜてくれって事で『おいでおいで～』ってオヤジ三人組での釣行となったのだ

福岡のマッチェ・クロおやじさんは途中合流して、４時頃の約束で伊万里の釣具店にて私と待ち合わせ。久しぶりにオキアミを購入しようとすると、三ヶ月前には５９０円のオキアミ１角がなんと７００円になってる浦島太郎じゃんか～って思いながら、マッチェさんの車に同乗させてもらい一路平戸から生月を目指す。１時間半の道のりも、釣り好きオヤジ３人でしゃべくりながらだとアッという間である。車を提供してくれたマッチェさんに感謝だ
当初の予定では生月島の最北端にある地磯に行く予定だったのだが、Ｏ灯台の駐車場から偵察するとウネリがきつく波飛沫が上がり一面のサラシで危険そうなので、風裏となるＫ下テトラへ移動。午前７時前に現地到着である。


は、同行したマッチェさんとクロおやじさん。準備しているときに、先行の人が足の裏くらいのクロを取り込んだので俄然、気合いが入ったのだが

久々の釣りで、ワクワクしながら準備をし、釣り始めたら朝日が顔を出した。２００７年の釣りの開始。逆光と分かっていてついついシャッターを切っていた。
ロケーションは抜群風裏で環境も抜群なんだが、全体に浅い。すぐに仕掛けが底付近に到達してしまい、上がってくるのはフグ。フグをを突破するとベラである。２時間程すると、他の２人もダレダレ状態。こうなると、釣りよりも親睦会の色合いが強まって来るんだな
初めての釣り場でもあるので、潮が変わればチャンスがあるかも？って昼まで粘ってみたが、他の釣り客を会わせても、フグとベラしか釣れてないし、朝いけなかった本命釣り場を偵察に行くことにした。

でものように、一面サラシ状態変わらず。時折、大きな波で磯の上まで波飛沫が上がっているのが見える。仕方がない、今日はここは無理だ。風裏のＭ漁港に移動したのだ。途中、生月在住の豊さんに連絡してＭ漁港のポイントなど聞くと、彼も遊びに来るとのこと。久々の釣り仲間集合って感じである
Ｍ漁港に着くと、これまたネットでお話ししたことのある稲ちゃんが釣っており状況などを教えて貰うと、足下のテトラ付近に４０ｃｍ位のクロが見えていたとのこと。さらに２～３日前には40cmオーバーのクロが上がっているらしい。さすが生月だけあって魚影が濃い。堤防でキロオーバーが狙えるって所がついつい生月まで来てしまう理由なんだよな～！

１３時頃より再度竿を出し、遊びに来た豊さんと近況報告したり色んな話しをしながら一生懸命釣ったが私の釣果はの足の裏クロだけ
マッチェさんが５連発を見せ、そのうち３枚を確保したが全て３０ｃｍ～３７ｃｍのチヌであった。クロおやじさんも４１ｃｍのチヌを確保。最初にクロをかけて自慢した自分だったが、しっかり逆転負けであった
それにしても、すっかりチヌのノッコミ時期に入ってしまったのかならば、小さかったけれど残り物のクロに間にあって良かった良かった

帰りもマッチェさんの車で伊万里まで送ってもらい。釣り場でも車中でも、釣り一色の楽しい１日を過ごせたのでした
持つべき物は、楽しい趣味と友達だな～