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視神経炎と東洋医学の♪福♪作用

視神経炎の治療における私の選択。

今日起きると

2008-09-23 18:37:15 | 視神経炎
視神経炎を患った右目に見えていた小さな黒い点(今回の視神経炎の傷跡だと思う)が、かなり薄くなって意識しないと見つけられないほどになっていた。
9月に入ってからは、羊肝丸は夜だけ。もうメチコバール500もなくなって10日ほどたつ。鍼灸も一度行ったきりだ。

この黒い点については、半ばあきらめていた。海星病院に行こうかとも考えたが、たまたま仕事が入り、止めたとこだった。

物凄くつらい不利な状況から多少立ち直ったところで、また悪化するのではと心配はしたが、まさか良くなってくるなんて・・・

私の心の否定的な感情とは別に、私のもうひとつの意識は私を助けてくれていると知らせている。守っているよと言っている。

ステロイド剤投与拒否。

2008-08-31 18:58:46 | 視神経炎
7月1日から、右目の視界が日に日に狭くなり、通勤途中にある個人眼科へ。

検査の結果、先生から「すぐ入院できますか?」と聞かれ、「これぐらいのことでなぜ?」何のことやらわからないまま「まあ。はい」と答えると、先生が大学病院へ検査結果を伝え「すぐにそちらへ向かわせたほうがいいのでは」と電話で提案。大学病院側は「明日でいい」という返答。(この大学病院の迷惑そうな回答が却って私に幸運をもたらした

次の日、私は仕事を休み大学病院へ行く。午前中8時半から午後5時40分ごろまで検査、待ち、検査、待ち、検査、待ち、教授らしき人物による診察。診察室の医者4~5人で話し合い、病名を特定できず、また検査追加。結局「ステロイド大量投与による治療、2週間入院」みたいな診断結果になった。MRIも撮り、眼球のレントゲンも何度も撮った。私の目へのダメージは・・

「この程度のことで劇薬投与?他に方法はない?」信じられない。
入院の手続きを説明されつつも、こんな治療法は受け入れられない。他の治療法があるはずだ。ステロイドも入院も私は嫌だ。(右の視力はほとんどなくなっていた)

すぐに鍼治療の先生に電話。事情を説明。入院はキャンセル。針治療を開始した。
この中国人の先生から、私の視神経炎にすばらしく効くという漢方薬「羊肝丸」を教えてもらい、右目の視力はほとんどない中、早速ネットで検索(中国から直接送ってくれるというサイト発見(日本で認可されていない漢方薬のため直輸入しか手に入れる方法はない)送料は高いがこの薬自体はめちゃくちゃ安い。
ラッキーのダブルパンチである。

そしてもうひとつラッキーに出会う
セカンドオピニオンとして、もうひとつの病院へ行き、出逢った医師から大学病院とは全く違う診断結果をもらう 入院なし、メチコバール500(ビタミンB12)の処方でトライということになった。

約2ヶ月が過ぎた今日、私の視神経炎は98%回復している。
仕事も病院や鍼治療へ行くため遅刻や早引きはたまにあるが、終日休むということはなく、この2ヶ月やってきた。

視力の回復が70%ほどになるまでは不安なことも多かったが、このあたりまでくると、「目が見えにくい」という生活に慣れている自分に気づく。

2ヶ月間で治療に掛かった全体の経費は、10万弱だと思う。

ステロイドは体の中に残留するし、副作用に悩まされる上、再発が懸念される。


鍼灸と漢方薬は反対に福作用だ。

鍼灸で視神経炎を治療するということは、顔面や自然治癒力UPのための経絡上(特に目と肝臓に繋がっている)にあるツボにガンガン鍼を打ってもらえて(お灸も)、なんと体の回復と共に皮膚が綺麗になってくる。更によく眠れるし、お通じも抜群。体がみるみる健康になってくる。

私の視神経炎発症の大きな原因はストレスで、大学病院の第一級の検査機器でも数値として現われない。大学病院では「非典型的視神経炎と思われる。」と診断書には書かれていた。どうしてなってしまったかという質問にはおそらく永遠に答えられないだろう。

その点、東洋医学では病気として現われる症状の根本的治療を目指す。視神経炎は本人の抱えたストレスが肝臓にダメージを与え、体全体の気の流れを狂わせた結果であると捉え、その人の自然治癒力を高め、気の流れを整えることを目的とする。


漢方薬の「羊肝丸」は慣れない人には飲みにくいと思うが、こちらも自分自身の治癒力が高まり、気持ちまでも明るくなってくる。
中国人の先生曰く「病気になった時は、治ると自分で信じないと治せないョ。それが一番大事ョ」この先生との出会いも私の強運を物語っている

今、ネットで手に入る「羊肝丸」の正式名は「黄蓮羊肝丸」北京同仁堂
http://www.aziabuturyuu.com/products/prd_info.asp?m=%93%AF%90m%93%B0&id=462


神様とこの経験のすべてに心から感謝している。