8月最後の27日から30日(3泊4日)・・・・・私の夏休み体験記です。
毎日、一生懸命工房で働いている私のささやかな夏休みが来ました。
今年も長男が計画した、”夏!本州最北の旅”の始まりです。
8月27日・・・6時起床・・・8時40分発 新幹線はやぶさ7号 に間に合うように池上を出発。
前の日は大変だった!!毎日夜8時過ぎまで仕事をしている為、旅行の準備が出来ない前日は、食事の後旅行の準備・高橋の持ってきた4日分の着替えのアイロンかけ・そして2人分の洗濯・お風呂掃除・・・普段一人の気楽な生活に比べ、なんて忙しいのだ・・・そんなこんなも期待の旅行の為
東京駅(8:40発)・・・・八戸(11:26着)早いお昼前には八戸に着いた。
レンタカーで・・・うに料理で有名な波光食堂へ(息子のお勧め)・・・流石にわざわざ探して行った店だけあって美味しい・・・・いつも息子の計画した旅行はなかなか普通の人の行かない変わったところに案内してくれる・・・・今度の旅行も期待が大きい
14:00種差海岸(三陸復興国立公園)美しい天然芝の景勝地・・・でも何もない。
孫が海ねこを追い掛け回していた。
蕪島(海ねこの繁殖地)・・・東北の震災で神社の階段の半分まで津波が来て、海岸沿いの家屋に沢山の被害が出ていた
青森県立三沢航空科学館(15:45)・・・ここは戦闘機が沢山展示されていて、飛
行機の騒音がスゴイのですが、館内ではいろいろな体験ができ、私には楽しく 興味深い所でした。
三沢基地のあるところで、私なら絶対来ないところですが、・・・一度は来る価値があります。
第1日目の宿泊・・・星野リゾート 青森屋・・・・ここのホテルは大きく エネルギッシュで、
温泉の泉質もいい・露天風呂も大きな池の中にあり、周りに鯉が泳いでいる・・・お部屋も大きいねぶたの再現もお客様を巻き込んで活気があり楽しませてくれる・・・とても広~い敷地の楽しいリゾートホテルだった
(ホテルのねぶた)
8月28日・・・ホテル発9時・・・・六ヶ所源燃PRセンター(核燃料リサイク ル施設)良く話しには聞くけれどなかなか行かないところで、あらためて来て良かったと思いました。
何もない小さな村に、だれが利用するのか、立派な施設が沢山曜日によって100円で大きなステーキが食べられるレストラン・・・この村の人には恩恵が沢山あるのかも・・・事故さえ起きなければ・・・
・・・車で一路下北半島へ・・・12時・霊場恐山初めての恐山・・・天候・どんより曇った厚い雲、時折かすかに青い空が垣間見える・・・荒涼とした箱根の地獄谷を思わせる広~い霊場ところどころに熱い温泉が流れ、煙が吹き出ている・岩には赤い錆
でもお坊さんやお寺の受付の人々はとても感じがよく、孫がなついていた
15:30・・・脇野沢港からフェリーで・・・・ 蟹田港へ(下北半島から津軽半島へ)
・・・車で一路竜飛岬へ・・・・・・今晩の宿泊地 ホテル竜飛岬(本州最北端津軽海峡に面したホテル)このホテルは天皇陛下御夫妻も泊まられたホテルで、このホテルの下を青函トンネルが通っているそして、青函トンネルの測量基準点の鋲がホテル床にあり、列車が通過するたびに光が変わる
このホテルの食事が凄いのは・・・あわびとホタテ(両方とも大きい)の殻つきの陶板焼きが出て、うにと大間の鮪のお刺身(私の好きなものばかり)美味しかった
8月29日・・・・8:00発・・・すぐ近くの「津軽海峡冬景色歌碑」と「国道339号階段国道」へ・・・・「国道339号階段国道」はほんとうに階段でした。両サイドには季節はずれ???の紫陽花がまださいていました。
・・・10:30青函トンネル記念館(ケーブルカーで地中深く、海底に入っていく)当時の何十年もかかった工事を思うと感動で胸が痛い(事故で犠牲になった人々が沢山いる)
・・・・そこから 高山稲荷神社 へ 広大な敷地の神社で、千本鳥居や睡蓮の浮かぶ池や川があり・・・そこでコスプレを来た女の子達の集団が撮影会をしていた
・・・次は川倉賽の河原地蔵尊恐山と同じ霊媒地ですが、恐山よりも、町に近いところにあり、気楽に「イタコ」の口寄せを体験できそう・・・ここから五所川原へ・・・・「立ねぶたの館」の見学
この「立ねぶた」が凄い・・・高さ22メートル 一年掛かけて1体を作るそうです。
説明をしてくれる若い人が熱い・・・来て!見て!説明を聞いて!良かった
・・・ここの近くに、有名な「揚げたい焼き」があり、買って食べた美味しい・・・けど甘~い・・・体重が心配
・・次に・・・「田んぼアート」の見学・・・ここの村役場がユニーク村の名前「田舎館村」・・・村全体で、毎年1年限りの「田んぼアート」を作り、村のイベントとして、宣伝をしている。「田んぼアート駅」と言う、電車の駅まである。私もこの小さな村を応援し、口コミで広めたい・・・と思った。
もうすぐ稲刈り ガンバレ「青森県田舎館村」
・・・この日の泊まり「星野リゾート 界 」津軽・・・・このホテルがまた凄~い広い敷地に近代的な美術館の様な建物・・・・・最初の宿泊の 「星野リゾート 青森屋」のエネルギッシュな感じとは正反対シックで全て高級志向・落ち着いた大人のホテル人があまり泊まっていないのかと思うほど静か・・・・でもでもレストランには沢山の人あまり顔が合わないようになっている・・・窓は大きく1枚ガラス・桟がなく廊下を歩いていくとガラスの外へ落ちそうな不安感・・・1部屋ごとに津軽の特産品「こぎん刺し」の模様が付いていて、部屋ごとに全部違う部屋の入口にその部屋の「こぎん刺し」の模様が明かり取りになっていて、部屋の中のタペストリー・テーブルクロス・布団柄・照明の柄全部が入口の模様と同じ・・・・しかも全部屋違う模様凄~い
食事も お風呂も けばけばしさが無く、落ち着いた感じ・・・
食事・・・美味しい・・・けど、他のホテルのように、これでもか と 言うほどの量ではない
お風呂・・・薄暗く・・・総檜の湯船に檜のりんごが浮かんでいる。露天風呂が無い。
でもテラスの扉が全部開いていて、備前焼のような大きな花器に展示会のように大きな生け花がいけてある。
ホテルマンの服もセンスの良い藍色に「こぎん刺し」のからし色が襟と袖ついている。
女性も同じ服でロングスカート・・・・とてもリッチな気分のホテルでした。
8月30日・・・8:30ホテル発・・・・・・「黒石伝統建造物保存地区」の見学を兼ねた朝の散歩・・・ここの昔の銭湯(松の湯)が交流館になっていて、ボランティアの人がいて、いろいろ説明してくれる。
次に・・・・・青森県立美術館・・・日曜日のせいか子供を連れた若い夫婦や老人が沢山入っていて少し驚いた。地方の美術館はいつも閑散としているものと、勝手に想像していた。
展覧会では「化け物展」をやっていて、意外と面白い
また、シャガールの巨大な絵も展示されている。棟方志功の作品もあり、全体的に興味深く観ることができた。
また、中庭には巨大な犬がいて、孫が大喜び
(私と孫)
・・・・・いよいよ青森県とお別れ・・・・・13:52発の新幹線に間に合うように「新青森駅」に・・・市街地から離れている為、駅の付近には何もない。
「新青森駅」の中に入るとお土産物屋さんが沢山追加のお土産を急いで買い青森県最後の美味しい ホタテ・うに・まぐろの刺身丼を食べ・・・・ ・・・・・東京へ(息子家族は新幹線を乗り継ぎ山梨へ)
今年も楽しい夏休みを満喫できました。
さて、これから「工房夢楽天の土と遊ぶ会 第18回作陶展」に向けて頑張らなくては
皆さん宜しくお願いします。
9月20日(第3日曜日)池上本門寺朝市
いよいよ夏休みも終わり9月から「池上本門寺山門朝市」が始まります。
皆さ~ん・・・早起きしてきてね
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