ＨＡＬのお薬

今年最後のフィラリア薬です

ＨＡＬちゃん　お薬
飲もうね

おいしく作ってあるので
ＨＡＬは大喜び
ご飯よりもうれしい

フィラリアは蚊を媒体とする
寄生虫です
生まれた子犬はほっておくと
１年目には実に半数が
２年目にはほぼ１００パーセント
間違いなく感染します

フィラリアにかかった犬や　野生動物の
血液中のミクロフィラリアを吸った蚊が
次の獲物の吸血のときに
代わりにミクロフィライア入りの
唾液？(のようなもの？)を注入していきます

注入されたフィラリアは血液の中で育ち
成虫になりさらにミクロフィラリアを生み出し
繁殖します

成虫のフィラリアは最後は
心臓まで達し　素麺のようにうじゃうじゃと
心臓に食いつきます
犬にとっては命取りです

フィラリア症を発症した犬は
ずっと咳をし続けたり
大きなため息をついたり
運動をいやがったりします

一度かかると治らないで最後は
死んでしまう病気でした

フィラリア予防は
蚊が活動する６～１２月まで毎月
フィラリア薬を飲ませるか
予防注射なら一回受けておきます

かかってしまった場合治療もできますが
その治療とは
フィラリア薬を１年間通して毎月ずっと
飲み続けることです
そうやって体内のフィラリアを弱らせ
犬の寿命を延ばしてやります

うまくいけば今では　
寿命の来たフィラリアが死んでしまって
いなくなれば　なおります

発症した場合でも
咳をしながらそこそこは生きられますが
かわいそうですね

また　今では発症した場合に
手術という手もあるそうですが
血管の中のフィラリアを一匹ずつ
取り除くと言うたいへんな手術です

最初っから　かからないのに
越したことはありません

田舎で生まれてから８年
獣医さんにもかかったことのなかったＨＡＬ

当然のようにフィラリアにかかっていました
投薬のための血液検査でわかりました

長くは生きられないかも知れない
そう思いながらも２年間薬を与え続け
ついにフィラリアがいなくなりました！

今年からはみんなと同じ
７ヶ月間の予防だけになりました

それともうひとつ検査でわかったこと
メスのフィラリアが数匹いただけで
繁殖をしなかったので
ほかの誰にもうつしていなかったことです

よかった…

そんなことまで
検査でわかるらしいですよ

だいたいこういうこと
おおむね合っているかと思います

フィラリア予防の情報は
たくさんですが
フィラリアにかかったらどうなるかは
なかなか情報が見つかりませんでした

獣医さんにも　何度も何度も聞きました