わきて流るる
いずみ川
いつ見きとてか
恋しかるらむ
寝なましものを
さ夜更けて
かたぶくまでの
月を見しかな
座る
歩く
走る
行くも帰るも別れては
知るも知らぬも
逢坂の関
蝉丸
憂しと見し世ぞ
今は恋しき
幣もとりあえず
手向山
紅葉の錦
神のまにまに
記憶
ある
とき
青
緑
赤
よ
い
む
な
や
こ
と
死なんずるやらんと
こころぼそくおぼゆる
歎異抄
ながれは絶えずして
しかも本の水にあらず
よどみに浮かぶうたかたは
かつ消えかつ結びて
久しくとどまることなし
自己中
他人との距離感