うきょうの無学マスターへの道

目指せ!無学マスター

譲る

2008-06-30 22:41:17 | 
生きてゆくうえで先を争うようなことがあったら、相手に一歩譲るのがよい。
一歩退くことは、実は長い目で見ればもっと先に進むもとになる。
人に接するときにはあまりに厳しい態度で臨まず、寛大な心を持つことが福をもたらす。
他人に利益になるようなことをすることは、実は自分の徳を積むことになり、自分の利益になるのだ。

好時節

2008-06-11 21:52:23 | 
春に百花あり、秋に月あり
夏に涼しい風あり、冬に雪あり
もしつまらないことに
心を煩わされなければ
年じゅうこの世は極楽さ

心の鏡

2008-06-07 09:38:19 | 
見たり聞いたりしているものは対象と別のものではない。
自分の心の鏡に山河は映っているが、鏡と一体であるから映っているともいないともいえない。
夜遅く天に霜が満ちてきている。
湖は澄み渡って、そこに月が影を落としている。
自分は誰といっしょでもない。
この月影の落ちる湖と一体なのだ。

2008-06-07 01:21:48 | 
臨済宗の日本の開祖、栄西禅師は
「心は天より高く、地より深いもので、その光は日月の光を越えて煌々と照らしている」
と述べています。

悟り

2008-06-05 23:28:53 | 仏教
お釈迦さまは12月の明けの明星を見て悟りを得ました。
そのとき、
「不思議だ、不思議だ、悟ってみれば山川草木、生きとし生けるものはすべて仏と同じ悟りの状態にあり、慈悲の心に満ちている。
しかし、憎い、怖い、うらやましいという妄想や、欲しい、奪いたいなどという本能の煩悩があるため、この心を自覚することができないのだ」
といわれました。