土子 Blog

独り言

ひととき

2006年06月16日 | つぶやき・エッセイ
缶コーヒーを飲みながら1970年代の流行歌を聴いている。当時は良い思い出などないはずなのに、あの頃に戻れたら・・・・・と思うのは何故だろう。きっと責任が無く、気が楽だったからかも知れない。「なにもせず、親に甘えていられたら」、そういう歌詞の「昭和ブルース」が大好きだ。
結局は、大人になりきれない自分がいる。


投稿:土子

2006年06月07日 | つぶやき・エッセイ
今年は雨が多いですね。昔は、雨音を聞くことが好きでした。ザッザ降りの激しい雨音を聞くことで、むしゃくしゃした気持ちが晴れました。不思議と雨音を聞きながら絵を描くと気に入った作品になりました。
でも歳を取るにしたがい、雨は憂鬱になりました。人の好みは、変わるのかも知れませんね。雨の日の外出は、車いすの私にとり大変です。傘はさせない、雨カッパも着られない。やはり、晴れの日は気持ち良いです。

投稿:土子

思うこと

2006年06月05日 | つぶやき・エッセイ
知り合いの重度障害者が十数年間の療護施設生活にピリオドを打った。それを聞いて、「人間本来の生活に戻れて良かった」と思った。
私は10歳から19歳までを親元を離れ、親の背中を見ずに、施設で暮らした。私は気が弱いせいか、いじめられて育った。やすらぎの場ではなかった。必要最低限のことしかやってもらえない生活。そこは、「生活の場」なのだが、職員にとっては、「職場」でしかなかった。職場の大人の醜い争いも見て育った。
「何かがおかしい」。
人間、束縛された生活で良いのだろうか。残念ながら現在の施設は、30年前と大差ない。
団体生活だから、生活の流れに乗らないと生活できない。生き甲斐のある人生は、在宅生活でないとできないと思う。
重度障害者が「生活の選択」ができる世の中になるよう切に願う。

投稿:土子