読み間違っていたら、私の不学のためです。
●正当化について
英国の哲学者ジェレミー・ベンサムは、
"行動の道徳性は、そこから生じる有益な結果と有害な結果を比較することで判断できる。" p.126
と考えたそうな。
しかしこれでは、やりたい放題になってしまいそうです。
つまり、ひどい状況を防いだんだと主張し放題では?。
10万人死んだが、100万人の死者は防げた(根拠なくとも)、とか。
●絶対的な基準はないのかもしれない
この本には善悪には絶対的な基準がないと書いてあると読み取りました。
芸術の価値についても。
"作家で哲学者のスーザン・ソンタグは、作家の意図は無視して、作品そのものの真価で芸術作品を評価すべきだと考えました。" p.145
今度、美術館に行ったらやってみようと思います。
解説を一切読まずに見てみようかと思います。
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