jazzy『札幌自然館』

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渡辺貞夫グループ サッポロシティージャズ

2009年08月02日 | ♪JAZZライブ

Sappro City Jazz 2009 WHITE ROCK MUSIC TENT LIVE

渡辺貞夫グループ 2009/8/1 (2nd)

 

【ワイン「JAZZ A FONTE」で乾杯】

  カナダと日本は今年、日加修好80周年にあたる記念の年。 

   渡辺貞夫グループは、日本を代表してモントリオールとトロントで開催されるジャズフェ スティバルに出演してたんですね!

  実はサッポロシティージャズもカナダとの親交を強めており、7/18-20までの3日間の日程 で行われたパークジャズライブの最終日、メイン会場のホワイトロックでは、カナダで行わ れるトロント国際ジャズフェスティバルへの出場権をかけたパークジャズライブコンテスト が行れた。最優秀バンドとして北大生の「工藤拓人ピアノトリオ」が出場を決めたばかり。 そんな因果関係もあって、今年のサッポロシティージャズのメインゲストは、このグループが選ばれたんだろうね。

   先日の大西順子トリオのプロデュースも泣かせるけど、こちらも期待をはるかに上回る演奏で大満足のライブ。

  さて、メンバーだけどDIMENSION結成時のメンバー小野塚晃(pf)、THE SQUAREで活躍して いた則竹裕之(ds)、セネガルのンジャセ・ニャン(per)そして、2008年末の六本木スイー トベイジルでのライヴで初めて渡辺貞夫グループに参加した養父貴(elg)と2008年から渡辺貞夫グループの一員として参加しているコモブチキイチロウ(elb)。

  かなり強力なメンバーを従えて登場した「世界のナベサダ」。正直言ってアコースティックなナベサダの演奏を好む小生としては、あまり期待してなかったんだけど、どうしてどうして・・・セネガルから参加のンジャセ ニャンと則竹裕之が醸し 出す独特のサウンドは、会場に詰め掛けた満員の聴衆を興奮のるつぼに落としこんでしまったね。安定感あるナベサダと小野塚晃の演奏も、とてもエクサイティングで、今回のナベサダサウンドは円熟の域に達した感がある。

  後半には、9/2発売予定のニューアルバム「INTO TOMORROW」から2曲比較的アコースティックでエクサイティングな演奏が披露され、たぶん「Butterfly」と呼ばれる曲だと思うけど、満場拍手喝采でエンディング。

  スタンディングオベーションに応えて、アンコール曲はお馴染みの「カルフォルニアシャワー」と「オレンジエキスプレス」では会場と演奏者が一体となってナベサダサウンドを愉 しむこととなった。終わってもアンコールの要求が止まず、最後にもう1曲、渡辺貞夫と小野塚晃のデュオで最後の幕を閉じた。

  実は私が聴いた演奏は、この日の2ndステージで、1stステージもドームの外に漏れ聴こえてくるサウンドを1時時間くらい愉しんでいた。 さすがに、渡辺貞夫グループの一人ひとりのポテンシャルが高く、世界のエンターティナー と言ったところだろうか。ナベサダの総決算とも言える幅の広い選曲で、感動もひとしお!!

これほど時間が短く感じたライブはないね!! 『ナベサダありがとう!!』

 

【最近の愛聴盤 渡辺貞夫/ベイシーズ・アット・ナイト】

渡辺貞夫 (As)

小野塚 晃 (Pf)

納 浩一 (B)

石川雅春 (Ds)

ンジャセ・ニャン (Perc)

録音:2007年4月14日、一ノ関”ベイシー”


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2 コメント

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Unknown (ponpoko)
2009-08-05 19:30:34
カナダとの関係があるとは・・知りませんでした。でも、とても盛り上がりました。気分上々。
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お久しぶりです (トラヤマ)
2009-08-06 06:21:20
ponpokoさんおはようございます!
コメントの入れ方簡単でしょう?笑

さすが一流ミュージシャンは、会場の盛り上げ方が全く違うものです!
懐かしい「カルフォルニアシャワー」と「オレンジエキスプレス」までも聴かせていただいて、偉大なナベサダを改めに認識しました。

そろそろ熱帯の季節ですね!! 行くぞ・・・!!!
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