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三井ホームで新築 (2023年3月完成)

三井ホームで戸建てを新築しました。検討したことや、実際の電気料金など記していこうと思います。

キッチンの自動連動が凄い

2023-05-28 14:11:00 | 家の各種検討
最近のキッチンは、凄いですね。

IHキッチンと換気扇と吸気口の蓋が、自動連動してます。

連動状況を見ていきましょう。

最初の状態は
IHキッチンは電源オフ



換気扇は停止。


換気扇のための吸気口も蓋が閉まっている。


料理するため、IHキッチンの電源を入れて使うと


自動で換気扇が運転。


自動で吸気口の蓋が開く。


料理が終わってIHキッチンを停止させると


運転していた換気扇にタイマーがかかり自動停止する。


換気扇が停止すると吸気口の蓋が閉まる。


IHキッチンの電源も自動で切れる。
これで完全に元に戻る。

換気扇は、手動で運転・停止も出来る。
その際には、吸気口が自動で開閉する。

普段は、IHキッチンの運転・停止を行うだけで、後は自動でやってくれる。
とっても便利ですね。

⭐︎まとめ⭐︎
最近のキッチンの換気扇の自動連動はすごく便利です。






引渡日に年度末を設定するのは、やめましょう

2023-04-18 19:21:00 | 家の各種検討
良いこともあれば悪いこともありますね。

大手といえど、手を動かしている職人さんは地場の工務店や職人さんです。地場の電気屋さんや水道・エコキュートを設置する設備屋さんにもお世話になりました。

我が家は、納期にこだわりは無かったのですが、ハウスメーカーと工程の打合せをして、10月末工事開始で年度末の2023/3/25(土)に引き渡しになりました。
途中で私から引き渡し日は伸ばして良いと連絡したのですか、ハウスメーカーは、年度内に売り上げを確定させたいなどの事情があるようで、引き渡し日は伸びなかったです。
この時期にしてしまった事をとても後悔しています。

年度末は、年度はじめから新生活をスタートさせたいお客さんが多く、現場工事多忙で職人さんが不足して工事が上手く回らず、カツカツの中で作業するので、余裕がなくミスも多いです。うちもミスは多数でした。

引き渡し後
・トイレの手洗いのバルブが閉まりっぱなし。→開けたら出ましたが、引き渡し前に動作確認してない事明白です。
・キッチンのお湯が出なかった。→工事時のカスでのストレーナーの詰まり。掃除で解消。しかしこれも動作確認してない。残念。
・玄関のライトが人感センサーに連動してなかった。→配線ミスで接続を適したものにしてもらい解決。
・ガレージの天井コンセントがあるはずが不足。→後日施工済み。
・エコキュートで使わなかった屋外電源ケーブルが剥き出しのままであった。→屋外コンセントに変更して剥き出しを解消。

正直、納期だけが問題じゃないミスもありますが、ハウスメーカーの現場担当者も職人さんも、余裕がなかったことが一つの原因であろうと思います。

私の場合は、『2ヶ月余裕を見て6月引き渡しにするなど、全体に余裕を持った工程にしておくべきだった。設定した年度末納期は一番ダメなタイミングだった』と思っています。

一例だと、台風シーズンが終わった10月辺りから現場工事が始まり、工期6ヶ月+2か月予備で6月梅雨前に引き渡し等が良いかもですね。

しかし、ハウスメーカーとは、良好な関係をキープしており、問題に対して確実で誠実な是正をしてもらっています。

⭐︎まとめ⭐︎
年度末引き渡しの家づくりは、建築側に余裕がなくやめた方が良いです。

建築中写真

2023-03-16 23:13:00 | 家の各種検討
いくつか、施工中の写真を紹介します。

ツーバイシックス工法



ダブルシートパネルという屋根材を使っており、屋根裏がない天井を作れます。
リビングは、勾配天井です。


内装の石膏ボードが貼られた所


玄関



玄関には、シューズ棚付き


工作場を設けました


玄関前は天井がウッド調


外壁を仕上げる前。防水透湿シートです。


三井ホームの外壁は、オススメはコンクリでした。18mmの厚さで塗っていきます。


太陽光パネル。





水災保険適用を考えた基礎高さ

2023-03-09 22:17:00 | 家の各種検討
家を購入する時、大抵の人は住宅ローンを使うと思います。住宅ローンの加入条件では、火災保険に入ることが条件になっています。

火災保険は、火災だけでなく水災も保証するプランが有ります。ここで注意です。殆どの保険会社の水災の条件では、『床上浸水あるいは建物に接している地盤面から45cm以上の浸水による被害があった時、保険対象に保険金が支給される』となっています。

もし、45cmを下回る『地盤面から40cm』の洪水が起き、我が家の床下に浸水したとします。床下に水が入ってしまうと、家がどんどん傷んで住めなくなるので、水抜き・清掃・乾燥・消臭・除菌の作業が必要になり業者さんで作業してもらいます。しかし、水災保険金はもらえないのです。
また、同じ洪水で、エアコンの室外機が水没して故障しても保険金はもらえないのです。
これは勿体ないです。

我が家の1km先には大きな川があり、水災のリスクが無いわけじゃありません。
ハザードマップだと最大3mのリスクが有るところですが、3mまで大丈夫な家の設計にする事は現実的じゃないです。
(一条工務店では、これを考慮した家を造られています。水災リスクが高いなら一条工務店は良い選択肢と思います)

そこで、我が家では、基礎の高さを地盤面から46cmで設計してもらいました。
(うちでは、基礎の換気穴は、基礎上部の基礎パッキンだけです。基礎側面に換気穴が有る構造なら、その換気穴の下端の位置を地盤面から46cmとかにしとくと良いと思います。)
また、エアコン室外機とエコキュートの下に嵩上げ台を付けてもらい、地面からの距離を46cmにしてもらいました。

これを図で示すと

基礎は、立ち上がりを460mmにした。

基礎側面の換気口は、上部の基礎パッキンのみだったので、建物地面から46cm以上の洪水じゃないと床下浸水しないです。床下浸水したら水抜きなど業者に頼むことになるが、保険適用条件なので保険金は貰えます。
また、周囲の道路より建物地面は10cm程高くしてあり、家周りの水捌けも良くしました。実際道路から56cmの洪水が発生しないと床下浸水しない基礎高さです。

エコキュートやエアコン室外機下に嵩上げ台を設置。
これも、エコキュートが浸水して故障しても確実に保険金が貰える高さにしました。

災害に強い家にしたかったので、このコンセプトは、家の検討を始めた初期には出来上がり、ハウスメーカー各社に相談した仕様に含んでいました。
だから、ハウスメーカー決定後にこの嵩上げが追加費用とはならなかったです。

⭐︎まとめ⭐︎
水災のリスクが有る場所ならば、基礎高さは重要で高くすればリスクは減る。また、基礎の換気穴の下端を建物地盤面から45cmより高い位置にしておけば、被災しても水災保険が適用される構造にする事が出来ます。



LANやテレビの検討

2023-02-11 13:45:00 | 家の各種検討
テレビもネットもケーブルテレビ会社で一括とし、ネットは光回線(うちのエリアでは、1Gbpsが最大)を引き込む事にしました。
リビングの『目立つところにWi-Fiルーターなど設置されて、かつ配線もゴチャゴチャ』の状態にはしたくなかったし、電波からすると家の中心が望ましいので、家の中心でかつ目立たないWICにWi-Fiルーターを置く事にしました。

色々配線を調べ全体系統図を作って確認しました

取付ける全ての機器と配線系統を表現した図で細かいです。
言いたい事は、「ネットとテレビを目的の通り使うために、通信会社とハウスメーカーが付ける機器と配線を把握しておく事が大事」という事です。

系統図を描くための検討事項↓


ケーブルテレビ会社との確認事項(その1)↓
これが簡略図になります。

私は、通信会社が設置するWi-Fiルータを使う事にし、自分では、手配しないことにしました。通信会社に御社のWi-Fiルーターをつけなかったら安くなる?と聞いたところ、安くならないとの事。そうならば使おうと思いました。
Wi-Fiルーターは、家の中心に設置し効率よく電波を飛ばしたい。そこで家の中心の2階WICのタンスの上に設置としLAN口とコンセントをつけてもらいました。

通信会社のWi-Fiルーターは、より電波が途切れにくいメッシュWi-Fiのルーターも置ける様で、その時のルーターの接続図は↓となります。
2階にWi-Fiルーターを置くので、1階が繋がりにくかったらどうするか?を考えたところ、追加メッシュポッドという、いわば中継増幅機のような物があるとの事。

1階の電波が弱かったときは、コレを使えば良いので、これも通信会社のWi-Fiルーターで良いと思えた理由です。

ちなみに、通信会社のWi-Fiルーターの無線性能が良くなかった時は、市販のWi-Fiルーターを手配してルーター機能が2重にならない様に設定するそうです。
私は、あまり詳しくなく知っている方に教えてもらいました↓

我が家では、とりあえず通信会社のWi-Fiルーターを使う予定です。
改めて、我が家の概略系統を示します。



さてさて、この様に最終形は決まったのですが、検討タイミングが遅かったと思っています。

ハウスメーカーとの設計打ち合わせでは、ラン口やテレビ口の位置と数を決めていくのみで、設備系統は提示されないです。
設備系統を聞いたら『テレビやLAN口は、ロフトに情報分電盤をつけてそこから供給する』との事を教えてもらいました。
情報分電盤はどんなもの?ハブはある?あるなら1000BASE?POEハブ?ハブは気に入らなければ変えれる?TVブースターは付く?などを聞いたのですが、営業さんと建物メインの設計士さんなので分からずでした。情報分電盤の型式を教えてもらって、ネットから設備構成を把握しました。情報分電盤は、中にルーターなどを収納できるもので、サン電子製。テレビは、双方向マルチブースター&8分配器、ネットは1000BASEの8ポートハブ(POEじゃ無い)、電話は8分岐端子板が備わっている事がわかりました。
この情報と壁のラン口の位置や数の情報を追加して系統図にしました。


三井ホームが使ってるケーブルは、弱電ユニットケーブルという、テレビ同軸やLANや電話ケーブルがセットになった一体型ケーブルを使っています。
(3つ必ずセットではなく、同軸とLANのセットや、LANだけとかもあります)
↓図のものでした。


三井ホームの設備構成と系統を把握したところで、設計完了のサインをするタイミングになってしまいました。
この時点では、ネットとテレビをセットにし、光テレビかケーブルテレビにしようと考えていました。
『三井ホームの設備構成をケーブルテレビ会社等に確認してないけど、まあ大丈夫だろう』と考えて、施工GOのサインをしました。

しかし、その後、導入予定のケーブルテレビ会社に設置機器を確認したところ、大きな問題は無いが、通信会社のWi-FiルーターをWICに付けるなら、WICにラン口の追加が必要でした。
このWi-Fiルータからハブに行くLANケーブルを私が見落としてたんですよね。
(Wi-Fiルータは、2FのWICに置いて、ハブは3階ロフトの情報分電盤の中に置くので、その間のケーブルです)
LANケーブル敷設を三井ホームさんに追加でお願いしました。

難しいとは思いますが、出来れば、ハウスメーカーとの相談前に『どんなテレビとネットの環境にしたいのか?こだわるところはあるか?ルーターなどの置き場所のこだわりはあるか?その他必要な機器のこだわりはあるか?の骨太の方針』を身の回りの詳しく人に教えてもらって考えておくと良いと思います。
通信会社もハウスメーカーも詳しく無いから、全然教えてくれないです。

これが無いと、部屋のLAN口の位置や数の妥当性が判断できないです。
また、骨太の方針があれば、ハウスメーカーが設置する太陽光発電や給湯器といった『ネット通信してヘムスでコントロールする家設備のLAN接続』を確認する時にも役立ちます。
何が役立ったかというと、

太陽光発電でクラウドヘムスという機器が付きますが、『有線LAN接続でハブを介さずに通信で使ってる電波のWi-Fiルーターに接続してほしい。ハブを介すると、まれに通信出来ない場合がある』との事。
(おそらくスヌーピング機能持っているハブだった場合に、スヌーピング機能が通信の邪魔をしてしまう事が原因と思われます。スヌーピング機能をオフにすれば大丈夫かも)

このクラウドヘムスは、WICの通信会社のWi-Fiルーターの横に置いて有線LANで接続する事にしました。ルーターと集約して置けるので、リビングなどがゴチャゴチャしないし、必要なコンセントもある。と確認する事が出来ました。こんな確認に役立ちました。

その他には、将来もっと早い光回線になった時に、光ケーブルとハブなどは取り替えられますが、有線LANケーブルは引き直しが出来ない事がハウスメーカーとその電気工事施工業者さんとの打ち合わせで判明しました。
そこで相談した結果、『情報分電盤〜各部屋のLAN口の横』に将来LANケーブル敷設用の空管路を追加工事で用意してもらいました。部屋内はブランクプレートにしておきます。これも系統図を描いて頭を整理して分かりました。

大部分の施主は、この様な系統図を書かないので、ハウスメーカー標準の設備系統でLAN口やテレビ口を作られるのでは無いかと思います。

そうなると、結果的にルーターが本来置きたくない位置(例えばテレビ台の上とか)にきてしまって、配線がゴチャゴチャと目立ってしまう事もあるのでは?LANケーブル引換の可能性を考慮してないのでは?と思います。
家づくりの早いタイミングで、コレらの骨太の方針を決めておくと追加は発生しにくいと思います。
(例えば、ゲームなどをしない人であれば、有線LANの高速安定回線を必要とせず、Mobile無線LANルーターだけでOKの方針の人もいると思います)

⭐︎まとめ⭐︎
ランやテレビの配線は、先ず自分達の骨太の方針が大事。
通信会社はどうするか?有線LANが必要か?通信会社が設置する機器はどんなものか?通信会社の配線はどうなるか?通信会社が家中に引き込む管路ルートはハウスメーカーで作っているか?その予備は作るか?ハウスメーカーの機器は何が付くか?配線はどうなるか?将来、ハブなどの機器やLANケーブルを取り替える可能性はあるか?その配慮はしておくか?等をなるべく早い時期に明確にしておく事です。
コレら納得した上で、ハウスメーカーに建築GOをかけたほうが、追加工事は無い模様。
また、有線LAN口を設けるなら、各部屋に必ず1つは設けた方が後悔はしないと思います。