ストラテラは高い。国際交流をしながら回復を目指す発達障害の40代です。毎日、外国人とおしゃべりしています。

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マクロ経済のみかた

2017年02月26日 | 日記
内閣官房、浜田参与の本を2冊読んだ。
経済政策の現状を以下のように理解した。
1,変動為替制度下では金融政策で為替をある程度コントロールできる。
2,現状では高いインフレにはならない。(戦争や革命ではないため)
3,デフレこそすべての元凶。高度成長はマイルドなインフレと為替安と人口増加によって実現した。
4,金融政策により物価の調節と失業率を調節できる。
5,貨幣数量説は変動相場制でも生きている。
6,ゼロ金利で、
中央銀行による量的緩和により、国債を買うので、
銀行の貸出は増えなくても、マネーストックは増える。株高、円安。
7,税収はGDPにほぼ比例する。
8,GDPを減少させるような消費税増税は税収増加にならない。
9,リフレ政策としては、
コアコアCPI(生鮮食品とエネルギーを除く物価指数)をマイルドなインフレ(2~4%)に維持し続ける事が重要。

個人的な所感としては、
1990年台以前に大学を卒業した世代(特に団塊の世代)は、
為替相場の変動性に基づいた経済学を理解していない人が多い。
さらに、1998年に企業の会計が連結会計になったが、
同上の世代は、連結決算のみが正しい決算である、という常識を知らない。

このことが日本の不景気を20年も放置した原因になっているのではないか?と思う。



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