第13独立部隊

トイのレヴュー及び、アニメ、特撮に関する雑記、感想等

さよならニフティ

2005-02-17 21:32:36 | Weblog
パソコン通信の代表、ニフティが2006年3月でパソコン通信サービスを終了するそうです。
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/02/16/005.html
実は、自分は今でもニフティの幽霊会員で、毎月210円、ニフティの基本料金を
払ってたりします。
21世紀になってからは、1回も使用してないんですが、退会してないんで
基本料金は払ってるわけです。
よく考えたら、5年で1万円もドブに棄ててんだな。
それはともかく、インターネットが普及する以前、パソコン通信が、オタク系の情報を集める最大のツール
だった時代がありました。
当時、FガイナックスとFコメディを覗けば、濃いネタは一通り収集できました。
あ、若い人には、Fと書いても何のことやら分からないですね。
フォーラムの略でFと書くんですが、2ちゃんねるで言うと「板」と同じです。
フォーラムの下に個別の会議室があるんですが、会議室の数は10前後なので、
2ちゃんねるの「スレッド」程、テーマが絞られることは無いです。
また、ハンドルを使って議論するんですが、個人情報がダダ漏れな状況が多々あったので
殺伐としてくると、自宅に頼んでないピザが10人前宅配されてきただの
猫の死体入りの宅配便が送られてきただの凄い状況になったそうです。
また、当時は、通信定額制が一般化していなかったので、3分10円の通話料を払い、
プラス情報料も3分10円払ってたので、1時間パソコン通信をすると400円かかりました。
今みたいにつなげ放題でダラダラ閲覧はとてもできない時代だった訳です。
だから、糞書き込みをして貴重な情報料を浪費させたハンドルの叩かれ方は尋常じゃなかったです。
この時代の個人的な思い出は、1996年の1月頃から3月末までのFガイナックスの
盛り上がりですね。
前年の10月から始まった「新世紀エヴァンゲリオン」がオタクのハートを鷲掴みにし、
作品にでてくる謎の解答を知りたいオタクの多くがFガイナックスに殺到。
特に、「あの」最終回の投げっぱなしぶりにキレタ人達が大議論を繰り広げてる様は
圧巻でした。
そんなニフティも消滅まであと1年。
さよなら、ニフティ。