ウォーク更家の散歩(東海道・中山道など五街道踏破、首都圏散策)

小倉城 散策 (続日本100名城) 2014.7.8


(写真は小倉城)

またまた、実家の熊本に急用が発生し、6月27日
(金)から本日(7月8日)の12日間、帰省して来ました。
帰京日の本日(8日)は、接近しつつある巨大
台風の余波で、飛行機が揺れるかもしれない
ので、新幹線で帰ることにしました。

熊本から新横浜までの新幹線の旅は、長過ぎて
退屈なので、小倉駅で途中下車して、以前から
寄ってみたいと思っていた駅の近くの小倉城に
行って来ました。

小倉駅から徒歩20分の小倉城へ向かいます。

(写真の様に、小倉駅の真ん中から、市街地の
メインストリートへ向けて、モノレールの線
路が伸びています。)

(小倉駅前の祇園太鼓の像)











小倉城は、1602年に、細川忠興が7年の歳月を
かけて築いた名城で、4階部分よりも5階部分
の方が大きい「唐造り天守閣」として有名です。



小倉城の天守閣へ上ろうとすると、改修工事中
のために入れない、とのこと!

え~っ! ウソ~!
せっかく途中下車して来てみたのに・・・
がっかり・・・
仕方ないので、敷地内に復元されたという「小倉
城庭園」を見物しに行きます。
小倉城庭園(300円)は、小倉城の城主・小笠原氏
の別邸であった下屋敷跡を復元したものだ
そうです。

江戸時代の大名庭園と武家の書院を再現しています。
最初に小倉城を築いた細川氏のあとを継いで、
234年の長きにわたって城主を務めた小笠原氏
は、かの「小笠原流礼法」の宗家でもありました。
そういう訳で、小倉城庭園の中の展示室には、
江戸時代の武家の礼儀作法について解説した
ビデオが流されています。

他にも、大名が食したという季節感のある旬の
料理なども展示されており興味深いです。

復元された下屋敷は、書院造りで、入口から順に、
取次ぎの間、二の間、一の間、上段の間と続き、
更に、上段の間の横に、何と”上上段の間?”
までありました。



見物客は私一人でしたが、案内のお姉さんが
丁寧に説明してくれます。

池泉回遊式の庭園を眺めながら一休みします。

また、小倉城に隣接して松本清張記念館(500円)があります。

小倉で生まれ、「或る小倉日記伝」で芥川賞を
受賞した松本清張の記念館です。

東京の家から全てを移し、応接間や書斎などを
当時のままに再現、作家としての生涯の詳細が
展示してあります。



「点と線」などの創作メモや、代表小説の多くの
原稿が展示されており興味深いです。

小倉城散策を終わり、小倉駅に帰る途中で、
「旦過(たんが)市場」を覗いてみました。

通称「北九州の台所」と呼ばれる市場で、魚や
野菜の生鮮食品を中心に売る店が並びます。



平日の午後にも拘らず、買い物客でごった返していました。

小倉駅で、北九州・折尾名物のかしわめし駅弁を
買って食べながら新横浜に向いました。



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コメント一覧

ウォーク更家
小倉城を再訪
http://blog.goo.ne.jp/mrsaraie
小倉は、iinaさんの故郷でしたね。

小倉城は修復中だったので、再訪したいと思っています。

旦過市場はやはり活気があってよかったです。
iina
ふるさと
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/2af7a673950a0d5ec5a852847cf30fc1
原尻の滝は、大分の地元では「東洋のナイアガラ」と呼ばれているそうです。ミニ ナイアガラはiinaが勝手に名づけました。m(_ _)m

そんなに期待して出掛けたわけではありませんが、なかなか見ごたえありました。

古里の小倉も少し見ない内にリバーウォーク北九州が建つなど変わっていました。
「旦過(たんが)市場」にも寄りましたが、日曜のためか数件しか店を開けてなかったです。残念。

肝心な「小倉城」は、きょうのブログに しました。

更家
かしわめし
http://blog.goo.ne.jp/mrsaraie
そうですか、「かしわめし」を食べるためだけに折尾駅へ行ったんですかあ!
相当に有名な駅弁なんですね。
そう、弁当にはピッタリの味付けで美味しかったです。
よっちん
http://blog.goo.ne.jp/harigatake1961
「かしわめし」を食べるために
折尾の駅に行ったことがあります。

濃いめの味付けが
弁当にはピッタリですね。

更家
復元下屋敷
http://blog.goo.ne.jp/mrsaraie
天守閣は、残念だったので、再トライしたいです。

復元下屋敷は、想像以上に立派で、往時の雰囲気が伝わってきて良かったです。

松本清張の名作「点と線」の創作ノートと原稿の実物には感動しました!
Komoyo Mikomoti
小倉城
http://blogs.yahoo.co.jp/ya3249
小倉城は大きな城なんですね。
天守閣は残念でしたが、
庭園や復元下屋敷も立派ですね。
たった一人で説明を受けるなんて、ラッキーでしたね。

松本清張といえば、一世を風靡した作家ですね。
「ゼロの焦点」「点と線」などは、私も読みましたし、名作だと思います。
ただ、時代に密着した小説は、どうしても時がたつと古さが感じられるようになって、それが残念です。
更家
re:小倉名代の無法松
やはり、小倉と言えば、皆さん思い浮かべるのは、無法松なんでしょうねえ。
新幹線の車窓から見える風景も、製鉄所の煙突が並ぶ男性的な北九州工業地帯なので、街のイメージ的にも無法松がピッタリです。
更家
小倉育ち
無法松の一生で有名な”小倉祇園太鼓”は、小倉育ちのiinaさんにとっては、身近な存在だったんですねえ。
hide-san
小倉名代の無法松
http://blog.goo.ne.jp/hidebach
小倉名代の無法松は、
小説で有名ですが、
お墓まであるのですか?

もっとも、沓掛の時次郎のお墓もあるくらいですから、
こんなこともアリですね。
iina
諸々コメント
http://blog.goo.ne.jp/iinna
いろんな記事にコメントをいただきました。
学生時代に、立山を登山していたのですね。富山に住んでいた時に新田次郎著の「剣岳」を、見上げながら読みましたよ。

造幣局の桜の通り抜け、家族でも独りでも行きました。界隈の川辺に咲く桜は素晴らしいです。
更家さんが葵祭を申告して出掛けたように、桂離宮の予約がとれたからといって有給もらったのと同じですね。
これには得難い機会でしたから、上司は行って来いと肩を押してくれましたが・・・。

マグロの水揚げを見るのは、2度目でしたからラッキーでした。
なお、コウモリの居る所には、わざわざ出かけませんから、やはりその道に長けた方が撮影したと思います。

小倉が古里ですから、中学のころにカメラに興味をもち、小倉城を撮りによく出かけたものです。
祇園太鼓の無法松の墓が、友だちの近くの墓にあったし、行き倒れた小学校もありました。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/0a0f4bd655737e197d8db6a4ed6cf424

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