ウォーク更家の散歩(東海道・中山道など五街道踏破、首都圏散策)

熊野古道を歩く (特急ワイドビュー「南紀」と南紀勝浦温泉) 2014.5.23


(写真はホテル浦島)
3回に分けて記載した熊野古道のツアーは下記に
よります。
※「熊野古道と高野山3日間
(JTB:45,000円)」
[1日目] 新横浜(11:19)→ 名古屋(12:40)
    → <ワイドビュー南紀>→ 紀伊勝浦
   (16:42)→ 勝浦桟橋→ 夕:南紀勝浦
    温泉(泊):大洞窟温泉「忘帰洞」など
[2日目] 南紀勝浦温泉→ 勝浦桟橋→ 熊野速玉大社
    → 熊野古道・大門坂散策(石畳の続く
    熊野古道)→ 那智大滝 →熊野那智大社
    → 青岸渡寺→ 熊野本宮大社→ 熊野古道
中辺路散策→ :高野山(泊)夕食は精進
料理
[3日目] 高野山:奥の院めぐり→ 総本山・金剛峯
寺→ 壇上伽藍(根本大塔・御影堂・金堂・
    三鈷の松)→ 高野山駅→ <ケーブル
カー>→ 極楽橋駅- <観光列車・天空>
- 橋本駅→(バス)→ [世界遺産]金峯山寺
(金剛蔵王権現像特別開帳)→(バス)→
名古屋→ 新横浜
このツアーに関して最終回は遡って初日の話です。
東海道新幹線で名古屋に行き、ここでJR特急
「南紀」に乗換えます。

「南紀」は、JR東海の「ワイドビュー」の車両で、
鉄道ファンの私は、乗車を楽しみにしていました。


南紀は、名古屋駅を出ると、近鉄と併走しながら、
広大な川幅の木曽川の鉄橋を渡ります。
最初の停車駅は桑名駅です。
東海道五十三次を踏破したときに降りた懐かしい駅です!
⇒ http://www.minedayo.com/ (東海道五十三次を歩く・完全踏破の一人旅)
四日市付近からは、海岸沿いの工場群も見え始めました。
南紀は、鈴鹿、津、松阪と、私にとっては、
初めて乗る区間を快適に進みます。
尾鷲駅の前後は山の中を走っていましたが、
暫らくすると、きれいな海が見えはじめました!




ワイドビューは前面展望が楽しめるので、1号車
の運転席近くの空席へ移動して写真を撮ります。



熊野駅を過ぎ、新宮駅を出ると、三重県と
和歌山県の県境となる広大な熊野川を渡ります。

新宮駅を過ぎると、今日の宿泊地、終点の 紀伊
勝浦駅に到着です。

和歌山県は、「紀州・湯のくに」と言われるほど
温泉が多いのですが、中でも那智勝浦町には
県下一を誇る175本もの多種多様な源泉がある
そうです。

多くの温泉旅館の他に、”まぐろ水揚げ”日本一
の勝浦港があり、また、観光地としても、紀の
松島めぐり、ホエールウオッチングなど多くの
スポットがあります。

今晩泊まる「ホテル浦島」へのアクセスは、勝浦
駅近くの港からの渡し船のみで、湾内を5分程船
に揺られると、ホテル本館前の桟橋に到着します。






海に突き出している半島の山に、3,000人も宿泊
出来るというホテル浦島の巨大な4館が建っています。



島全体がまるで要塞の様なホテルで、敷地は、
何と!東京ドーム4個分もの広さです!



私が泊まった山上館は、何と!写真の赤丸印の
32階にフロントがあります!
1階からこのフロントまでの高低差が80
メートルのエスカレーターは名物!

次のページの写真の様に、4基を乗り継ぐ
日本一長いエスカレーターです!

(別に、乗り継ぎ無しのエレベーターも
 あります。)

エスカレーターの横に428段の階段もありますが、
さすがにこちらを利用する人はいません。



山上館からの眺めは写真の様に絶景で、勝浦湾や
熊野灘を望むことができます。




ホテルの中には、内湯と露天風呂がありますが、
何と言ってもここの目玉は、本館から半島の裏側
への地下通路を抜けたところにある「忘帰洞」
という大洞窟風呂です”!

「忘帰洞」は、入口の手前から自然の巨大な洞窟に
なっており、海沿いの崖の洞窟に湧いている
硫黄臭の強い白濁の洞窟温泉風呂です。
荒波が岩にぶつかる音が洞窟内に大きく響き、
露天風呂の目の前は大海原で飛沫をかぶります!
大正時代に、紀州藩の子孫の徳川頼倫公が、
”帰るのを忘れさせるほどの所”だ、と
褒めたので、この名が付いたそうです。
お風呂は撮影できませんので次の写真はパンフ
レットです。



洞窟風呂は他に「玄武洞」もあります。

ホテル浦島は、広い敷地に、色々な種類のお風呂
や、ゲームセンター、カラオケ、工房、居酒屋
などが点在しており、起伏がある通路を歩き回る
と良い運動になりそうです。




(夕食)

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コメント一覧

更家
新婚旅行
http://blog.goo.ne.jp/mrsaraie
そうですか、南紀は新婚旅行の思い出の地なんですね。
南紀で印象的なのは、やはり綺麗な海と白砂ですよね。

寿号とは面白いですね。
私は大阪に住んでいましたが寿号を知りませんでした。
hide-san
南紀は
http:blog.goo.ne.jp/hidebach
南紀は新婚旅行で行きました。
ちょうど大阪から寿号という列車が到着し、
右を見ても左を見ても新婚さんだらけト言う感じ、
ボクはこの列車を利用した訳ではないのですが、
新婚旅行に来た気分になれました。
更家
耳塚
http://blog.goo.ne.jp/mrsaraie
やはり、忘帰洞は良かったです。
忘れられない温泉の一つです。

そう言われれば、中山道にも耳塚がありました。
これも、恩賞のために削いだのを、そのまま捨てないで耳塚に埋めたんでしょうかね。
iina
首の代わりに・・・
http://blog.goo.ne.jp/iinna/
>日本にも耳や鼻を証にするという習慣があったんですねえ。
首実検するのが日本流ですが、異国では持ち帰るには頭は重いので、耳か鼻で代用したと伝わります。
恩賞のために削いだのですが、そのまま捨てないで耳塚に埋めるあたり日本人ですね。

「忘帰洞」では、首までつかって温泉をたのしみました。

更家
ホテル浦島
http://blog.goo.ne.jp/mrsaraie
新鹿を御存知とは、かなりの南紀通ですねえ。

確かに、南紀の先頭車両は割と空いていたので、前の方の指定席を取れたかも知れません。

ホテル浦島は、結構、有名なんですね。
良き思い出となるいいホテルでした。
確かに、ホテルの敷地が広すぎて、露天風呂から部屋に戻るのに結構長い距離を歩きました。
Komoyo Mikomoti
ホテル浦島
http://blogs.yahoo.co.jp/ya3249
新鹿(たぶん2枚目?)のあたりの車窓はいいですよね。
車掌さんの車内放送が入ったこともあります。
最近、南紀の指定席を取るときは、開いていれば、先頭1番前をとることにしています。

前にコメントで書いた南紀一周の家族旅行では
「ホテル浦島」に泊まりましたよ!
旅行以前に、知人から聞いていて、
ここだけは絶対に泊まりたいということで予約しました。
広すぎて、お風呂に行って部屋に戻るのに
風呂ざめしてしまうのでは、と冗談で話してました。
子供が小さかったころの我が家のよき思い出です。
更家
ホテル浦島
http://blog.goo.ne.jp/mrsaraie
そうですか、ホテル浦島に泊まられたんですね。
私は初めてでしたが、洞窟の温泉・忘帰洞はいいですよね。
行ってみる価値があると思いました。

朝鮮出兵の際の耳塚ということは、日本にも耳や鼻を証にするという習慣があったんですねえ。
iina
忘帰洞
http://blog.goo.ne.jp/iinna/
「忘帰洞」へも行かれたのですね。
学生のときに、南紀を車で一周し国民宿舎か安い宿ばかりに泊まりました。ただ1箇所のみホテル浦島を使ったので、
帰るのを忘れるほどの洞窟の温泉「忘帰洞」は、とてもよかったです。

>戦場で殺した戦士の耳をとることから「取」がきているとは、残酷な話ですね。
豊国神社の前方にある耳塚には、朝鮮出兵して戦勝の証に耳や鼻を持ち帰っています。↓
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/b18028fdd0409f53f3994513563d990e

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