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人間賛歌・もっちゃん4649

虚像と実像の (2007年9月の自分史)


人恋しい のんきな私だけがオフ会だとはしゃいでいたような気がしています。

○○ちゃんはごく自然に仕事の注文が入ったので、お昼休みを利用して 現場の下見と

見積もりに仕事仲間の一人を連れて見えたのでした。


私は・・・

私は歓迎の意味を込めて玄関の花を明るい豪華な投げ入れで飾り、拭き掃除を徹底的にやり、

飲み物や器などを吟味して おもてなしの用意をしてお待ちしていたのでした~


本音と建前の使い分けられる人間に 私はすでに人生修行で出来上がっていたなあと感じました。


私のヘアースタイルは いつもの一つに束ねて右肩に三つ編みで流す機能的なものではありません。

腰までの長さの髪を編みこみにして 後ろでシニオンにまとめる勤めていた頃の髪型にしました。


いわば余所行きの他人を意識した隙のない姿です。


指には両手にリングをはめて、ブラックオパールのペンダントトップを選び・・・

常に見られている立場だった自分を意識して身構えていました。


飄々と二人連れで作業着のままで坂を上ってくる初対面の二人を見て、しばし呆然となり

「なんて声をかけたらいいの~?」って見とれていました。


別の用事で見えた方かしら~?とも一瞬思ったほどです。


およそオフ会とは程遠い感じ・・・


玄関までの無言の時間の長かったこと~


「○○です。こんにちは~♪ これをおばあちゃんに上げてください~」

と 買い物袋に入った物を手渡されました。


まだ何も自己紹介も初対面の挨拶もなしに ぶっきら棒というか、意表を突かれたというか

驚き慌ててしまいました~


型破りの直進型なんです。


見栄も体裁も虚飾も何もない 純朴そのものの方でした。


私はよく息子に「傲慢な母やねえ~」と指摘を受けていました。

年を重ねるごとにそう言われていたと思い出しました。

この違いは大和の環境が私を変えたのだろうと思い至りました。


ずいぶん遠くまで違う道を歩いてきていたんだ~

昔の私は田舎育ちの純朴そのままだったはず・・・


自然の大切さを見直す時代になっているけど、人の心の原型を見た思いがしました。

ありのままの私を認めてくれる優しさがあるから、安心して自分のありのままを出せる

強い人で居られるのですね~


キラキラ光るもので身をまとい服装に気をつけて闘ってきた日々は本当の私ではありませんでした。


すべて自然体が生き易く、すばらしいのだと考えさせられました。


母への手土産のショートケーキを忘れない友は 気配りのできる素敵な人でした~


人懐こいつぶらな瞳を持ち続け、人生を楽しく愉快に過ごしてきた友は、優秀な文部科学省に

勤めるご長男や 教師で自立している娘さんの父親で、草刈りや地域の奉仕作業に喜びを

見出している素晴しい実践の持ち主なんです。


何が大切なのかを身近で教えてくれる人生の達人だったと今朝は感じています。


貴重な虚像と実像の違いを教えてもらえたと喜んでいるのです

PS

『現在、コメントを受け取らない設定にしています。』

楽しいお喋りサロンとして、既存の掲示板と画像掲示板を活用したいと思っています。

入口は置手紙の下方にあります。

皆様のお越しを楽しみにサロンでお待ちしています(*^_^*)



  


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