人間賛歌・もっちゃん4649

一喜一憂の道連れでした


天皇誕生日の朝 天皇陛下のお言葉を拝聴することができました

皇后さまを人生の旅の道連れとして
支えてくださった深い感謝の念を切々とお話しなさって
いらっしゃいました

拝聴しながら お二人お揃いで仲睦まじく労りあえる
理想のお姿を 心からご祝福申し上げていました


ふと我に返り 連れ合いのことを思い浮かべて居ました

4年前に72歳で亡くなった時
遺品の中に一冊の黒い手帳を見つけて 息子が送り届けてくれたのでした

人の手帳など備忘録的なものですし 全く興味もありませんでしたが
それは1963年版で 大学2回生から3回生に進級できるかどうかの
苦悩と葛藤が記されていたのでした


大学2年の夏休みに 再生不良性貧血と診断されて
余命3ヶ月の宣告を受けての入院でした

前期の試験も受けていないし 後期だけの試験結果では
現級留め置きの判定を受けると私も想像していましたが 
レポート提出の課題を出してもらってクリアーできました

その当時の心境を綴っているページを見つけました

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3月29日

‘現在 記すべき必要もないが 今の感じを後で想い起こす為に書いておこう’

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という文章に出会いました



青春の門を潜り抜けて 悪戦苦闘の日々を前向きに
希望の光に向かって泳ぎ切っている姿が
私には見えました

心にとどめておきたいと願いました

同級生の彼でしたから 一喜一憂の道連れだったのです


55年前の証です




明石潟です





意宇の里です






山茶花です






和蝋梅です







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