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人間賛歌・もっちゃん4649

心配して猛反対を (追憶の日々)


フジバカマ・ミズヒキ・コスモスの花の向こうに

豊かな実りの黄金が 美しく輝いている朝です


ゆっくりと日の出を楽しむ時間のない朝でした


昨夜の9時前に 4番目の妹からの電話が入りました

HPは必ず見てくれていると思い込んでいたから そのことに 私が触れました


彼女は新しい職場に変わった今年は すっかりご無沙汰で 時々しか見ていないということで

単なる挨拶と 姉ちゃんの声を聞きたかったからだということでした


「なに? 何・・・」と聞いてきます

「読んでくれたらわかることよ~」


でもなお教えて~というので 簡単に話しました


とたんに絶句でした

頭が真っ白で何も考えられない・・・


ものすごいショックの受け方だとわかるほどです


「日記を見てくれたら、思いやりだとわかってくれるよ♪」と いくら平静を装って

言って見ても 彼女の受けたショックは治りそうもありません


第2の母とさえ思うくらいに 信頼を寄せてくれている妹だから 無理のない話だと思い

「落ち着いてから日記を読んでね~」と 電話を切りました


朝メールが届いていました


長い間 考えをまとめていたのだと分かる文面で 心配して猛反対をしてくれる妹に

ありがとう!と感謝したい気持ちで一杯です


2番目の妹にも連絡を取ったみたいです

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ヒロコ姉へ

 しばらく冷静に考えてみました。

 もし、私が、ワタベの母だったら、離婚の事実に心底悲しむだろうと・・・

 もし、私が、モリタの義母様だったら、離婚の事実に心底悔やむだろうと・・・

 もし、私が、ヒロコ姉の立場だったら、離婚の事実に心底苦しむだろうと・・・

 もし、私が、お兄さんの立場だったら、離婚の事実に心底苦しむだろうと・・・

 もし、私が、子供の立場だったら、離婚の事実に胸痛ませるだろうと・・・

 
 法的手続き(紙切れ)一枚の届けですが、誰の為でしょうか?
 他に手段は、無いのでしょうか?

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という書き出しで 切々と思いを綴ってありました


胸を打たれたのは

「幸いにも、ある意味 認知症で守られていますが、

きっと正常な判断が出来る状態であっても、九州の母が真に願っていることは、

決して離婚という選択ではないと・・・。」


私はすぐに返信を出しました


真剣に考え生きた証に 日記に記録しておこうと思いました


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ありがとう~

時間を見ると、真夜中まで悩み オドロキ 考えてくれたことが良くわかります。

姉ちゃんも あなたが何を言いたいのか 伝えたいのか考えました。

奈良の家での生活は 姉ちゃんは勤めがあったので、近所の人とは全く触れ合う時間がなく、

挨拶くらいで にこやかにしていたのですが、

今その中に帰っていくことを思うと 足がすくんで震えます。

「遠隔地介護は大変ですねえ」と にこやかに言ってくれ 労ってくださっていると感じ、

うれしさでペラペラ答えていたことが、母の言葉に合わせて 小出しにして その部分の

一言だけが伝わり、母のかたくなな気持ちに 拍車をかけていきました。

退職したから自由に生きたいなんて、なんて生意気な!!

私が家を守っていたことも思わんと・・・

静かなところで生活したいから 老人ホームに行きたいと思うと聞いたので、

行くんだったら少しでも元気な間に 向こうで話し相手の友だちができる方がいいからねと

いう意味で言ったことを、ねじまげて厄介払いをしたいために 行かせたがると言いふらします。

美容院で聞いた瞬間は 身が凍りつきました。

11日の休みの日に 9日に美容院でこんなことがあったと話したことから始まったのです。

お兄さんは 私が大分に帰っている間、母が待ちうけて不平不満愚痴悪口の思いのたけを

聞かされ、家の中だけの話と思っていたことが叔父叔母たちにも話すらしく、

9月の彼岸に帰ってきた時に 今度若い者に話をするからとなり、10月には

大和の嫁の立場を話して聞かせるために来ることになっていました。

家の中の干渉までするな!と兄さんは怒っていました。

あれこれと私の悪口を聞くうちに、真価の見えない中においておくことは

耐えられないと感じて 悩みの日をかなり前から送っていたようです。

大和の人は 口と腹が違う。

その文化の違いに気付くことなく過ごし、退職してから生き生きしている姿を見て、

ねたみを感じた近所の人が 母への同情の言葉となり、ひどい嫁だと同調するのです。


それが分かった今は 奈良に帰れといわれると 体が震えて拒否反応を起こします。

ショックを話す私の顔が 醜く固まっていて、形相がただ事でなかったのかもしれません。

それらを総合しての結論でした。


紙切れ一枚の重さを思わないわけではありません。

取り返しの付かない汚点だと私も思うし、許されるなら避けて通りたいです。


母の介護は私には何よりも大切なものでした。

高齢の辛さは義母も同じだから、独り暮らしの辛さも 淋しさも 

理解してもらえると思っていたけど 嫁は実家のことはしてはいけないタブーでした。


その点をなじられたら、私は最悪の嫁だと自分でもわかります。

離婚の理由にあてはまるでしょうね


私の大事にしたいものは親孝行です。

奈良の財産も分け前も何にも要りません。


母の認知症が幸いだとさえ思えます。


子育ても社会での勤めも果たした今、せめてあと何年か、母に寄り添いたいと願っています。

息子たちは義母の事を見て育ったから とても考えが変わらないと見極めています。

奈良の家は私がいないでも残りの家族が8人もいるから 孤独ではないのです。


半々の現状を認めてさえくれたらと思うけど、大和には通用しない常識です。

それを痛いほど知っているのが兄さんです。


せめて、与えられた決断をよろこぶのが報いる道だと思っています。

苦渋の選択であることは言葉以上に身を切る思いだということも分かってあげたいし・・・


妹は母の分身ですから、元気な母だったら、あなたたちと同じ気持ちで幸せな家庭を守ることを

願ってくれるでしょう。

気付かなくなっているから救いだと思います。


まだ日数があるから考えて見ます。

ありがとう!!

本心を聞かせてくれ、真剣に驚いてくれ、必死で幸せを願ってくれて~

感謝しています



白澄(シラスミ)です




PS

置手紙のことづて欄が不具合中ですので、

コメントの設定を開始したいと思います。


皆様のお声を楽しみにお待ちしています(*^_^*)





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コメント一覧

もっちゃん
誠のありがたさを
http://blog.goo.ne.jp/mottyann4649/
oyajisann、おはようございます!^^

‘2月は逃げる’とか あっという間に過ぎさる月だと思っていましたが、
「もったいない月」と言うフレーズにoyajisannらしさを感じ、優しい気持ちにふと浸っています♪

いつもお勤めの大変な中に在って、私のことを思い出して下さり、お声をかけていただきありがとうございます(@^^)/~~~

誠実なoyajisannだなあって、誠のありがたさを感じます(*^_^*)

一年の中で一番冷え込む時期ですから、どうぞくれぐれもご自愛くださいませ!^^

お母様のこと、よろしくお願い申し上げます!

ありがとうございます(^^)v
もっちゃん
全て道半ばですからね
http://blog.goo.ne.jp/mottyann4649/
くまちゃん、おはようございます!^^

73歳の人生は前だけを見ながら、たくさんの選択をしながら、今ここにあります。

まだまだ道は続きますから、道中なのですが、「今が最高だよ!」って 胸を張って喜べることがありがたいと しみじみ思います。

あの時に戻りたかったとは全く思わないし、今で良かったわって胸を張って言えますから、
どんな願いを持ってここまで親は歩いてきたのかと静かに語っておきたいと思ったのです。

追憶は子供に語り聞かせる絶好の場所だと捉えています。

記憶に残る点と点がつながれば線となり、面となって親の生き様を理解してもらえますからね~(^^)v

自分史なんて綴る意味が分からないと簡単に笑う人もいますが、振り返る時間も無しに背中ばかりを子供たちに見せてきましたので、武勇伝や自慢話だけではなく、何を願って生きていたのかを語る どろどろの部分を通過中だと見過ごして下さいね。

人生の岐路に立ったときに 選択が正しければ納得できる道が開けてきます。

結果は後からついてくるのは本当のことだと理解できてきました。

先が見えない五里霧中の中を 周りの声を頼りに信ずる道を貫いて、今ここに平穏な毎日をいただけています。

くまさん、共感してくださってありがとう!

でも、追憶ですから、深刻にならないで読み流してくださいね(^^)v

10人10色の人生ですから、人には言えない数々のことを語れる場をいただいていると前向きに‘自分を語れるサロン’だと安心して語り合いたいものです。

くまさん、貴重なおはなしをありがとう!

全て道半ばですからね!

やり残しの無いように今日も元気に少しずつ歩み続けて参りたいです(^^♪

ありがとう!!



oyajisann
今晩は
http://blog.goo.ne.jp/oyaji0910
今日から2月、閏年でも短くあっという間
で終わるもったいない月ですね。
どうぞ今月もよろしくお願いします。
くまです
おはようございます
理解しあえない環境の中で生活するほど辛いことはありません
それが嫁ぎ先の義理の親なら、猶更、嫁の立場で、なすすべはありませんね
その環境の中で考えられる最善を通してくださった旦那様には、感謝の言葉しか見つかりませんが
従ったもっちゃんさんのどれだけの悲しみがあったかと想像されました
幸いながら、お母様のそばで、肉親の想いに守られ過ごされた日々には、
故郷の山々、花の写真の奥にある、もっちゃんさんの心の内が見えて、涙が出てしまいます

そのなかでもクマには、うらやましい事もあります
クマの理想である「家族の愛」
愛のない子のまま、不安な中で大人になってしまったクマですから、今私にできることは、
息子達に「自分の作った家族は大切に守れ」という心を持たせたいと必死なのです
結果は、何代先に出てきますか?
知らぬところなのですが^^

もっちゃんさんのご両親の撒いた、「家族の愛」の種は
確実に続いていると、思えるのです^^

人は、辛いことは忘れる能力があるそうですね^^
フルに能力発揮したいです

幸せに向かって、日々、ご健康に過ごされてください^^




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