今日は夕方から雷が凄かった。
落雷は近くではなかったようだ。
ところで、直雷ならいざ知らず。
最近の雷害の主役は誘導雷被害だそう。
誘導ってことは電磁誘導?だろう。
ということは磁界の強さか。
磁界の強さ、単位はA/mだ。
RC系の建物を雷が直撃した場合を考えてみた。
そもそも落雷って何A流れるんだろう。
空気という絶縁体が破壊され(絶縁破壊)巨大な導通が起こるわけだから。
まあ計算してみよう。
雷の電力は。。。なんかの映画にあったな。2GWと勝手に想定。
2×10^9[W]だよね。
雷の電圧は、絶縁破壊を起こすくらいだから2×10^8[V]はあるだろう。
2×10^9[W]/2×10^8[V]なので10[A]。
少ない気もする(たって致死量の100倍以上だ)がまあいい。
するってーと。
鉄筋を電線に見立て磁界の強さは電流に比例。
電線からの距離に反比例(因みに距離の2乗ではない)。
H[A/m]=I/2πr(周回積分の法則)。
例えば柱から5m離れた場所では10[A]/2π×5なので約0.32[A/m]の磁気を浴びることになる。
一瞬だが、これは周辺金属にはかなりの影響だ。
そういうときは。。。
あきらめ!?。