コンサート＆トークショーのお知らせです
ライアとトーク
～喜びと光につつまれて～
１２月２日（火） １８:００開場／１８:３０開演
場所：大浜区公民館（本部町字大浜）
入場料 一般￥１，５００円 （当日￥２，０００円）中学生以下は無料
ライヤ 池末みゆき
トーク 稲葉耶季（やすえ）
主催 てぃだの民実行委員会
お問合せ 090-4353-2308（古堅）、090-1179-4894（松堂）
【ライア（竪琴）とは】
“ライア”とは、竪琴の一種です。
英語では“Lyre”、ドイツ語では“Leier”と綴られ、
日本語でも“ライア”、“ライアー”、“ライヤー”など、表記はいろいろです。
ライアは、木などで作られた枠（本体）に弦を張った楽器で、
その歴史は古く、古代では神事や祭り、治療に使われていました。
ギリシャ神話の中でも太陽神アポロンが持つ亀の甲羅で
作った楽器として登場します。
今日の演奏で用いられる「ライア」は、繊細な魂を持つこどもたちの
治療教育の為に1926年にドイツのシュタイナー教育の現場で考案されました。
古くからあるものが発達したものと言うよりは、楽器（具体的にはピアノ）の
原点に帰ろうとしたものだと言えます。
その頃ドイツでは、子どもの治療教育のためにピアノを用いていたのですが、
ピアノの音は「ピアノフォルテ」の名称通り感覚の繊細な乳幼児には
キツすぎるのではないか、ということから、
ピアノから大きな共鳴箱やハンマーを取り除き、
ごくごくシンプルにした新しい楽器が考え出されました。
それが現代のライアです。
現在のところ、シュタイナー教育の現場で用いられることが多いため、
特に子供向けのライアは「シュタイナー教育楽器」と分類されることもあります。
【池末みゆき プロフィール】
40年近く幼児教育に携わる中、シュタイナー思想に出会い、
英・独のシュタイナー施設にて実習・研修。
「シュタイナー幼稚園横浜こども園」園長を長年勤めながら、
音楽、絵画、工芸、料理など日本の風土や伝承を活かした芸術・技術教育を広める。
20年前から日本にライアーを取り入れ演奏活動を始めたメンバーの一人。
世界に比類ない演奏テクニックに、
魂にまで届く清澄な深い音色は「奇跡の演奏」と評価される。
近年、阿蘇に居を移し、
国内はもとより、海外においても癒しと祈りに満ちた演奏やワークショップ、
母と子、世界平和のための活動を精力的に展開中。
今年は京都、広島、岡山、四国そしてスイス、インド、タイ、フランス、スロベニア、
など日本だけでなく世界各地で活躍。
【稲葉耶季（やすえ）】
1942年東京生まれ。那覇簡易裁判所判事。両親はキリスト教会の牧師。
沖縄の自然と風土に魅せられ、みずから希望して那覇地裁判事として
1993年から1997年まで沖縄に住む。
横浜地裁判事を経て、1999年判事を退官し、琉球大学教授として沖縄に移住。
2006年より現職。
ネパール、インドに学校を作る。チベット仏教の研究もしている。
現在は、アメリカのモンロー研究所が開発したヘミシンクによる
意識の拡大や気づきのセッションを開催している。
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