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2022年1~8月に観た邦画

  今年1~8月にプライム・ビデオで観た邦画の簡単な感想のメモ。


  出所:アマゾン・プライム・ビデオのサムネイル画像 


海賊とよばれた男

 2016年。出光興産創業者の半生をモデルにしたベストセラー小説を映画化。小説の方は文庫化された頃、すぐに買って読んだ。細部の記憶は曖昧になっているが、主要なエピソードは盛り込まれていたと思う。2時間24分の長い映画だが、元々長い原作なので所々はしょった感もあった。長いが飽きさせない展開で、主人公やそれを取り巻く人々の気概、生き様がカッコよく感動的に描かれていた。日章丸のくだりはもっと色々工夫を凝らして成し遂げたはずだが、結構あっさりと描かれていてちょっと残念な気がした。全体としてはよく出来ていて、見応え十分な映画だった。


奥様は、取り扱い注意

 2021年。2017年のドラマの続編元特殊工作員だった妻と、妻を監視する任務をもった公安の夫とのロマンス&アクションで人気のドラマだった。当時、私の妻が録画していたのを観ていたが細部はすっかり忘れていたので、映画を見始めてすぐ一旦中断して元のドラマのあらすじと最終回がどんなだったかを確認した。

 銃声だけで終わった最終回のシーンがどうだったかを見せ、それが原因で妻は記憶喪失になっていた。夫は新たな任務を帯びて地方都市で夫婦で暮らしているが、任務絡みの事件が起き、妻も巻き込まれて行って記憶を取り戻し、印象的なラストで終わる。しかし、最後の最後はまたちょっと意味不明で終わった。基本的な展開はよくあるパターン、中だるみのせいか途中で居眠りしてしまいちょっと巻き戻してストーリを確認したりした。ドラマの延長としてはまずまずの出来で、アクションシーンもリアルさはないがよかった


ラプラスの魔女

 2018年。実行不可能に思える野外での硫化水素中毒による殺人の謎を追っていくサスペンス。基本ストーリーは、東野圭吾さんの原作がいいのだろうと思わされる展開。ただ、ラプラスの悪魔と言っても根本部分の現実感が乏しいし、多くのことを盛り込み過ぎなので、映画としては盛り上がりが足りず話が流れていく感じで終わった


ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-

 2020年。安楽死を請け負うドクター・デスを巡る刑事物。豪華キャスト。前半は安楽死を望んだ人の家族が何人も出てきて、安楽死の問題を少し考えさせるが、展開としては単調でちょっと退屈だった。似顔絵を修正していく所はよがったけど。途中で少し話が転換してからの後半は面白みは増したが、犯人を異常者にしてしまうし、結末が普通すぎて結局今一つだった


アルキメデスの大戦

 2019年。巨大戦艦建造の反対陣営に協力して過少見積もりの不正を暴こうとして天才数学者が悪戦苦闘するというのが基本ストーリー。歴史的には結果的に建造され、沈没する(冒頭に沈没シーンが出てくる)ことは分かっているので、どういう展開になるのかが鑑賞ポイントの一つ。初めの内はちょっと現実離れ感はあるが、テンポよく展開していくので退屈はしない。終盤に入ってからの展開が予想外の二連発で、最終的には面白い映画だったと思えた。


忍びの国

 2017年。忍者の国の伊賀と織田軍の戦いを描いたアクション物。コメディー要素は少なめ。意外な設定もあってそうくるのかと思いながら観ていた。終盤に向けて盛り上がる出来になっていてよかった。しかし、最後の忍び同士の戦いの後ハッピーエンドに行かないシナリオは個人的にはちょっと残念な感じだし、さらに余計なメッセージも入っていて興醒めしてしまった。悪くはなかったけど、残念な感じが残った

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