特定非営利活動法人精神医療サポートセンター

発達障害、統合失調症、アルコール依存症、ベンゾジアゼピン系薬剤の依存等々、精神科医療についての困りごとに対応いたします。

誤診・誤処方の背景には家族があることを忘れないでほしい。

2010年05月28日 | 看護論的経営論


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27日夜、NPOの懇親会をした。


参加年齢はバラバラ、

中には当事者の家族さん(家族さん自身も当時者)も参加された。




色々くだらない話などもしながらお酒もすすみ場が和む。




そんな空気のなか、家族さんが数枚の写真を取り出した。






20年ほど前の家族写真である。

夫婦の間に3歳くらいの子どもが間に立ってる写真だ。




とても幸せそうで、今の自分の家族にも映る写真だ。







「へー」






なんて言いいながら、次、次、次と写真を見ていく。





「・・・・・」





どんどん体重がふえ、表情もつらそう、
そして動けなくなっていく写真である。







1枚目の写真のとき、
これから待っている自分たち家族の未来予想図を、
誰がこうなると予測しただろうか。






リスパダール12mgMAX、レボトミン、コントミン、ベゲタミンA・・・・
多剤大量併用療で苦しんでいるなか、助けを求めるため
8件セカンドオピニオンを受けたという。


どこの病院にいっても、
「主治医の指示通りにして下さい。」
そういわれたという。



そんななか、笠先生のサイトを見つけて連絡。
そこで初めて
「これじゃ、しんじゃいますよ」
こう指摘されて初めて減薬を決意したという。




断薬して数年未だにその後遺症が残っているのだそうだ。





これをみて、医師に責任がないというのだろうか。
倫理的・道義的責任がないと言いきれるのだろうか。




自分の家族がそうなっても、同じように処方し続けるのだろうか。






多くの精神科医は失敗してきた。
それを認めることから始めなければこの精神科医療は変えられないだろう。














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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (マロン)
2010-06-02 00:44:49
確かに 当時は 精神の病に関して
無知であった私は 病院に繋がったのだから
きっと 良くなると信じていましたが
来る日も 来る日も 隔離室 点滴 拘束の
日々・・様子は どんどんと朦朧と化し
このままでは 意識不明になるのではと
不安を感じ・・セカンドを求めて 8軒
回りました。
病院の治療が 正しいのか、それだけを
聞きたかった・・でも どの答えも
「主治医に従って下さい」と その度に
セカンド料金、5千円 1万円・・。
かって ネットでセカンドを 無償で
提供されていた笠先生、事前に資料を求められ
それを基に 納得のいくご意見なり 
アドバイスを頂き、ようやく 「ほっ」と
そのお蔭で 「頑張らねば」とエネルギィまで
頂きました、
ネットでのセカンド批判は 多々あるようですが 私が体験した限りでは 現実の方が
余程 ひどい内容かと 思われます。
返信する
Unknown (もっさん)
2010-06-04 20:50:44
>マロンさん


先日はお疲れさまでした。
こちらも相変わらずパンク状態です(笑

いまも続く電話相談でも、胸がはち切れそうなくらい、聞くだけでもつらくなる症例、対応が頻発しております。

いまの日本では、精神疾患に罹患すれば特に重い症状であればあるほど人権などあったものではありません。

そういう対応をしている人間は、いちど自分の家族がそういう目にあっているのをたいけんしてみればいい。そうしないと気付けないのもさみしい話ですが・・・
返信する

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