毎日日曜大工のブログ

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イジメ対策・ヤクザ映画を見せよう!

2006-11-19 11:39:34 | 随筆
子供たちに、ヤクザ映画をみせよう!
これが、イジメ対策になる!

何てことを言うんだ、と思われる方が居ると思いますが、私は、まじめに提案しています。

ヤクザ映画と言っても、チンピラ・ヤクザが出てくる映画ではありません。
高倉健さん主演の、仁義をわきまえた、本物・ヤクザの映画です。

健さんの映画の題名や詳細ストーリーは、憶えていませんが、人道を貫こうとする人間ドラマです。そして、必殺仕置き人となるドラマです。

世の中では、人と人が、一緒に暮らしています。多少のイザコザは、必ずあります。

1.些細なことで、他人に迷惑をかけることがある。
→「お互い様」ということで、堪忍する。

2.少し悪意の入ったイヤガラセが始まる。
→「癪に触る」が、堪忍する。

3.悪意が増長してくる。
→「真に悪い奴はいないと信じ」て、堪忍する。

4.この「増長」と「堪忍」が、クレシェンドする。
→映画を見ている者なら、とっくにキレテいる状況の中で、健さんは耐える。

5.遂に、堪忍袋の緒が切れる。
→テンションの上がりきった状態で、健さんは、「必殺仕置き人」に変身。
  イジメたヤツラを皆殺しに。
    見ている者には、「正義の味方」であり、応援し、感激する。

6.潔く、切腹する。
→たとえ、自分は間違っていなくとも、「人殺し」は、自ら裁く。
  「無期懲役」の判決に対して、
  「そんなに軽い刑で、いいのですか?」(私は人を殺したのですよ!)
    映画を見ている者は、ここで感涙する。

以上、今日の中日新聞のコラム「最近の子供は堪忍袋がない(すぐキレる)」という記事をみて、共感し、思い出したことを、書いてみました。

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