一碁一語一絵

「幽玄の間」をふらつきながら
とりあえず、囲碁に関わる事を
とりとめもなく、書いてます。

布石の考え方。

2010-11-10 05:18:02 | タイトル戦
第36期天元戦挑戦手合五番勝負、第2局。


 黒番の山下天元。序盤から意欲的な布石です。

黒1の「ボウシ」はよく見かけますが、

    白2に黒3! 白をワタらせて、
    黒5の大場に先行。カッコイイ打ちまわしです。 



続いて、白1のカカリに対し、

 解説では、上ツケやハサミもありましたが、

 黒2の下ツケで先手を取り、黒6と下辺の攻めへ

 迫力があります。



 勝負は白番・結城挑戦者の勝ちでしたが、
 
 このままでは終わらないかも…



 囲碁の序盤の布石の考え方は、人によって

 盤面キャンパスのとらえ方が違いますね。
 
 個性が出てほんと面白いです。
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2手で1組

2010-11-09 04:28:00 | 詰碁・手筋など
「碁ワールド」より攻め合いの問題。


 息子がかなりハマった問題です!



 いろいろ並べて黒1を見つけましたが、

 黒3とアテると黒が「ダメヅマリ」




 答えは、黒3のトビ。

 知らないとなかなか浮かばない好手ですね。
 




 囲碁では、2手で1組の

  コンビネーション手筋が多いです。

 
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華麗なる負けっぷり!

2010-11-08 05:30:40 | 詰碁・手筋など
「幽玄の間」私のヘボ碁。


 私の黒番。すでに地合も足りませんね。

 中央の黒の大石「ダメヅマリ」…




 黒1から玉砕の道を歩みます!

 華麗に黒石を取られてオワ。



 

  囲碁は、負けなら華麗に打ち取られた方が、

  後を引きません!

  逆に「へんな勝ち方」をすると、逆に調子を落とします。

  なんか不思議ですね。
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見合いの手筋。

2010-11-07 06:18:42 | 詰碁・手筋など
「碁ワールド 上級詰碁より。






黒1のサガリに白2は当然の一手ですが…



さらに黒1のサガリが前図と連動した「見合いの手」

2,3の地点が「見合い」ですね



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先手を取る!

2010-11-06 06:03:12 | Weblog
「幽玄の間」高段者の碁より。


白模様に黒1と突入し、白は「オオゲイマ」

 その狙いは?



 黒は当然、三々に入ってきます!

 普通、三々定石は、入った方が先手を取れますが、

 白6が成程の手!



 白1以下、勉強になる手順です。


    白は捨石で先手を取り、白11の大場へ!






  三々の攻防・・・囲碁の駆け引きの面白さですね。
コメント (2)
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