クリソライト引退！

キャロットクラブ公式より全文を掲載。（クラブには以前許可を頂いています）

19/1/8 　引退
ＮＦしがらきに放牧後は軽く動かしながらリフレッシュを図ってきましたが、
このたび韓国での種牡馬入りの話が来たため、音無秀孝調教師と協議を行った結果、
オファーを受ける形でここで競走馬登録を抹消することになりました。
「長い休養明けを使いつつこの馬らしさも見せるようになってきてはいたのですが、
東京大賞典が気持ちが萎えたような競馬でしたし、
レース後の状態をチェックしながら今後のプランをどうするかいろいろ考えてきました。
その中で今回、韓国から種牡馬入りのオファーがあったとのこと。
厩舎としても、母からの縁できょうだいも預からせていただいている思い入れの強い１頭ですし、
まだ競走馬としてやれるという気持ちもありますが、弟妹も重賞やＧ１を勝つ優秀な母系で、
第１回コリアカップを勝った思い出の地でこの血統の枝葉を広げるという
大きな期待を背負うとなれば、喜んで送り出さなくてはならないでしょう。
会員の皆様には、ここまで長い間ご声援をいただき、心より感謝いたします」（音無師）
５００万下から３連勝でジャパンダートダービーを制覇した３歳時。
伸び悩んだ時期もありましたが、古馬となってからは主に地方交流重賞を舞台として力を発揮し、
６歳時には初めての海外遠征で、第１回コリアカップを勝利と、
長きにわたって日本のダート界を牽引してきました。
今回、韓国での種牡馬オファーを受ける形での引退となりますが、
第２の馬生がクリソライトにとってよりよいものとなるように願ってやみません。
ここまで長い間ご声援いただき、誠にありがとうございました。
なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

正直寂しい思いはありますが……………、
ここまで頑張ってくれたクリソライトには本当に感謝の気持ちで一杯です。
繫養先が今日本と色々問題を抱えている韓国と言うのが少し残念ですが、
国が何処であろうと種牡馬になれる競走馬はほんの一握りであることを考えると、
喜んで送り出してあげるべきでしょうね。

近い将来クリソライト産駒に出資出来るようになれば、それはそれで夢があるなぁ～！
その為にはまず国交断絶とかにならないことを祈るのみです。